Outline開催概要

第20回 JIA関東甲信越支部
大学院修士設計展2022
開催にあたって

第20回大学院修士設計展を、皆様のご協力により今年も開催する運びとなりました。今年は鈴木了二氏を審査員に迎え、審査・講評・表彰を行い、大変有意義な修士設計審査会を行うことができました。出展されました学生の皆さんは勿論のこと大学院専攻の関係各位には、厚く御礼申し上げます。

今年度も昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、発表・審査の方法を見直さざるを得ませんでした。従来の公開審査及び展示会の開催は中止し、提出資料による書類審査により10作品を選考したのち、建築家会館にてプレゼンテーションと質疑応答を行い、入賞者の選考が行われました。その選考の様子はライブ配信にて公開し、またその審査過程に大学研究室紹介を加えて、「2022大学院修士設計展作品集」を刊行する予定です。

一人でも多くの大学院建築系専攻の院生の皆さんが、この修士設計展(WEB版)を閲覧し、新しい提案の発想の源として活用していただけることを期待しております。
今後ともより充実した修士展とするためにも、関係各位のより一層のご協力、ご支援をお願いいたします。

大学院修士設計展実行委員会
委員長 日野 雅司
副委員長 岡野 道子
委員 遠藤 政樹/下吹越 武人
杉山 英知/古澤 大輔
伊藤 博之/宮 晶子

第20回大学院修士設計展
2022概要

公開審査・講評
3月12日(土)
15:00~18:00 一次審査
(事前提出資料により10作品選考)

3月21日(月・祝)
14:00~17:30 二次審査
(10作品のプレゼン・模型・パネルによる選考)
17:40~18:00
表彰・総評
審査員
鈴木 了二
会場
建築家会館+オンライン配信(Zoom)
参加校
27大学 30専攻 53作品
協賛
株式会社総合資格/総合資格学院
受賞者

<最優秀賞>
服部 厚介
法政大学大学院 デザイン工学研究科 建築学専攻
盲と東京 - 視覚障害者とともに都市を拓く -

<優秀賞>
山田 寛太
東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻
東京の自然

<優秀賞>
森 菜央
日本女子大学大学院 家政学研究科 住居学専攻
空間構成による経験と想起 ぼーっとできる建築

<奨励賞>
三浦 亜也奈
神奈川大学大学院 工学研究科 建築学専攻
個性の保存
歌舞伎町一丁目における都市の更新方法の提案

<奨励賞>
山口 海
東京理科大学大学院 工学研究科 建築学専攻
日常の外縁のゆらぎを誘発する建築
- 物の様相を空間に帯びさせる設計手法 -

<奨励賞>
嵐 陽向
早稲田大学大学院 創造理工研究科 建築学専攻
狭間の繕い - 観天望気の湯屋 -