5.設計支援(1)

建築法規への対応

日影計算(DRA-CAD13のみの機能)
 3次元機能で作成した建物の日影図を計算し、図面上に結果を表示します。
 時刻日影図や等時間日影図、壁面日影、日影チャートを作成できます。

天空率計算(DRA-CAD13のみの機能)
 3次元建物の天空図や算定求積図、求積表を作成できます。適合建物を作るための斜線カット機能や算定点作成機能も搭載しています。天空率一覧表も適合建物と計画建物の比較欄が追加され、計画の成否が一目で確認できます。

木造壁量計算
 壁量や見付け面積、床面積などを集計し、壁量と壁比率の計算を行います。3階建て以下の在来工法による木造の建築物を対象としています。
木造壁量計算
 壁量や見付け面積、床面積などを集計し、壁量と壁比率の計算を行います。3階建て以下の在来工法による木造の建築物を対象としています。

N値計算
 木造建物の接合金物を、平12建告1460号と同告示ただし書きによるN値計算から求めます。平面図上に金物記号と計算根拠を自動的に作成します。
 金物の位置と種類は、軸組図で分かりやすく確認できます。

必要図書チェックリスト
 建築基準法第1条の3の各項目を検索できるので、確認申請に必要な設計図書をすぐに確認できます。

申請用図面作成と計算機能
 確認申請時の法規チェックのための斜線制限、採光計算、建ぺい率・容積率の計算、無窓階消防計算、ガラスの耐風圧計算、火気使用室の換気量計算機能があります。



管理業務の効率化

共同作業を支援
 分担して作られた意匠・構造・設備のデータの共有や活用により、効率的な図面の作成が可能です。

整合性のチェック
 オブジェクト単位、領域単位で2つの図面の違いを表示でき、違いのある部分だけを新しい図面ファイルとして取り出すことができます。設計変更箇所の確認や、整合性を確認するときに役立ちます。
 また、複数の図面を重ね合わせて目視でチェックしたり、図面を左右に並べて連動表示する機能もあります。


設計情報をまとめて管理
 ドキュメントパレットは、図面や画像、文書などプロジェクトに関連する書類を登録して一元管理します。図面内の文字検索や置換も可能です。
印刷レイアウトで複数出力
 図面データの中で印刷したい部分をいくつか選んで配置し、印刷レイアウトとして別に保存できます。申請やクライアントへの説明など用途に応じてひとつの図面データから複数の印刷レイアウトを作れます。複数のデータを繰り返し修正する必要がなく、修正漏れを削減して作業の省力化が図れます。
※特に注釈のない項目は、DRA-CAD13にもDRA-CAD13 LEにも対応しています。