4.互換性

優れた相互変換機能

PDFをCAD変換
 PDFデータを読み込み、線分や画像などのCAD図面の要素に変換し、CADデータとして利用できます。指定したページのみ取り出すことや、複数ページを指定したレイアウトで変換できます。

DWG/DXFの互換性が向上
 DWG/DXFの変換には定評があります。印刷レイアウト機能を利用して、AutoCADのモデル空間、ペーパー空間の双方に変換できます。
 外部参照の読み込みやByLayer/ByBlock、レイヤフリーズ、構築線、ブロック属性、マルチ引き出し線にも対応しています。

JWW/JWCの互換性を向上
 Jw_cadとのデータ変換ができます。図面の背景色の読み込みや、回転やトリミング、データに格納された画像の変換が可能です。

さまざまな形式へ手間なく一括変換
 AutoCADやJw_cad、SXF仕様など多様なCADのファイル形式へ一括してデータ変換できます。
ドキュメントパレットを使えば、提出図面一式やフォルダ内のすべての図面をひとつのPDFファイルへ変換することも可能です。大量のデータを一括で処理でき、高い生産性を実現します。
過去のDRA-CAD形式でも安心
 DRA-CAD形式であれば、どのバージョンで作成した図面も問題なく読み書きすることができます。一度作成された図面が無駄になることはありません。

対応ファイル形式

※DRA-CAD13 LEは対応していません。


データ連携

BIMデータの読み込み(DRA-CAD13のみの機能)
 BIMデータ(IFC形式)との柔軟な連携のために「Model Assist」(モデルアシスト)を搭載しています。建物を構成する柱や梁などの要素を確認しながら、BIMの3次元モデルから目的に応じた3次元形状や平面図、立面図を作成することができます。


SketchUpデータの読み込み(DRA-CAD13のみの機能)
 Trimble SketchUp(SKP形式)の3次元形状の読み込みに対応しています。インターネット上にある商用利用可能な添景などの部品データを利用し、モデリングの省力化が図れます。
データ提供:繁戸 和幸 様

3次元データの書き出し(DRA-CAD13のみの機能)
 Autodesk 3ds Maxの3DS形式、WavefrontのOBJ形式に、3次元データを書き出します。ラジオシティ法を利用したリアルな静止画やアニメーション映像を作成するようなソフトへデータを渡して、プレゼンテーション資料の作成に活用できます。
画像を線分に変換
 紙ベースの図面や地図をスキャナで読み込んだ画像を線分に変換し、CADで利用することができます。白黒のイラストなどの輪郭線を抽出して線分化したり、色付き画像から色ごとにポリライン変換することもできます。

SAVE-建築/LAB-SS連携
 DRA-CADで入力した敷地や建物や部屋の情報を、領域データを通じて簡単に『SAVE-建築』『LAB-SS』へ渡せます。渡されたデータを元に最低限の入力で省エネルギー検討や日照、日影、天空率の検討が行えます。
※特に注釈のない項目は、DRA-CAD13にもDRA-CAD13 LEにも対応しています。