3.表現力

≪2次元≫

自在に画像ファイルを扱う
 図面に画像ファイルをそのまま貼るだけでなく、アレンジした図面表現ができます。画像の縁をぼかしたり、影をつけられます。透明度の設定や指定した色を透過させることで、CADとは思えない表現が可能です。表示範囲の切り抜き、回転、引き延ばしなどの加工も自由自在です。リフォームや改修計画にも活用できます。


豊富な塗りつぶし・ハッチング機能
 図形の塗りつぶしやハッチング機能が豊富です。透明度、グラデーション、任意の画像もハッチングパターンとして登録して塗りつぶすことが可能です。
 タイルやフローリングなどの仕上げ材のリアルな質感が表現できます。
文字表現の充実
 ワープロのように複数行の文字のフォントや大きさを自由に変更し、レイアウトできます。また、文字のアウトラインを線分化できるので、サインの検討などに利用可能です。

モクモクペン
 もくもくとした雲形を描けます。修正指示や要確認箇所の明示に役立ちます。

レイヤアニメーション
 レイヤを設定した順番で表示、非表示するアニメーション表示が可能です。正しくレイヤ分けされているかの確認や、プレゼンテーション用に図面上に人や車を動かせます。結果はAVI形式で保存できます。


画像ファイルの修正や合成
 DRA-CAD専用の画像編集プログラムが標準装備されています。画像の取り込み、画像のゆがみを補正する機能やごみ取り、カラーフィルターや写真のモンタージュ機能などの画像編集が可能です。



≪3次元≫(DRA-CAD13のみの機能)

レンダリング
 3次元建物の壁面などに多様な色や光沢などを与え、表現力豊かなCGパースやアニメーションを作成します。ガラスや水面の屈折、遠景をかすませる表現、間接光の表現などの、リアルなCGが作成できます。立体視画像を作成することやウォークスルー操作でモデルを確認することも可能です。フォトンマッピングによるレンダリングで間接光による間接光による柔らかい光と影も表現できます。

データ提供:北海道建築設計監理 様
※DRA-CADでレンダリングした結果に、画像編集ソフトで添景などを配置し
 ています。

パノラマレンダリング
 水平方向に360度の全景を連続的に表示するパノラマ画像を作成できます。作成した画像を、スマートフォンやタブレットの写真アプリなどで表示させることができます。


日影アニメーション
 太陽光の変化を表現したCGアニメーションが作成できます。

隠線除去処理
 施主へプレゼンテーションする場合に色を多用せず隠線表現だけを行ったパースを見せて打ち合わせしたいことがあります。隠線除去処理を利用すると可能になる表現です。

3次元で文字や寸法線
 3次元のモデルに文字を表示したり寸法線を描くことができます。3次元で設計図を分かりやすく表現できます。

3Google Earthに建物を配置 
作成した3次元モデルをGoogleEarthの中に配置して、近隣・広域を含めたシミュレーションやプレゼンテーションに活用できます。
データ提供:深滝准一建築設計室 様