コラム

2020.05.07

Vol.09「すまいの余白」 

住まいの余白

 

突然の休校から、2人の子ども達の生活はシャットダウン。対応に追われているうちに夫もテレワークになり、我が家もおうち時間が長くなりました。最前線や現場で働く方々には感謝の気持ちでいっぱいですが、自分に出来ることをしながら、暮らしを楽しむようにしています。寝る場所を変えてみたり、ベランダを活用してみたり。それまでになかった暮らしの発見ができました。そして今、家の一見無駄と思えるようなスペースはとても大切と再認識しています。

家の中のいらないものを見直し「ちょこっとスペース」を作り、クッションを置くとくつろぎの場所へ、デスクを置けばワークスペースが出来ます。現状でも多様な住まい方をつくることが出来ると思っています。 誰もが経験したことのない大変な時ですが、ここは改めて住まいについて考える良いチャンスかもしれません。住まいや暮らしを見直し、困ったら身近な専門家に相談してみるのもよいかもしれません。

記: 新井 かおり


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