JIA KANAGAWA

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かながわ建築祭2018 報告(1)

第29回JIA神奈川建築week〜「木」がつくる豊かなまちの風景〜
開催日:2018 年 2 月 23 日(金 )〜 2 月 25 日(日 )
会 場:横浜市開港記念会館、みなとみらい線馬車道駅コンコースなど

第29回JIA神奈川建築weekは昨年に引き続き、みなとみらい線馬車道駅コンコースを中心に、かながわ建築祭 2018『「木」がつくる豊かなまちの風景』というテーマで、 2 月 23 日~ 25 日までの 3 日間開催しました。 初日には、神奈川県下7大学から建築系の担当の先生方 を招き、各大学の授業カリキュラムや最近の卒制の傾向などをプレゼンテーションしていただき、白熱した議論が展開されました。
2日目には、建築家 内藤廣さんに基調講演、続いて建築 家 福島加津也さん+冨永祥子さん、内海彩さん、そして私がショートプレゼンテーションを行いました。内藤さんの「木」に対する考え方やこれからのあり方への提言、福島さん、冨永さん、内海さんの実験的実践も含めて、とても示 唆深いシンポジウムとなりました。満席の会場の方々の表情がそれを物語っていました。
3日目には、「茶室」「デザインアワード」「卒業設計コンクール」と 3 つの審査を同時に行い、各コーナーとも大勢 の人で賑わう結果となりました。こうしたパブリックな場所で公開で行われる審査風景に時折一般の方も足を留め、 途中聞き入っている様子が散見されました。JIA 神奈川地 域会の目指す「地域に開かされた専門家集団」という点に おいても満足いただける結果だったのではないでしょうか。 3 日目の夜にそれぞれの表彰式を行い、場所を変えてパーティーへ。そこでは緊張から解かれた大勢の学生が建築家 と和やかに交流を図る姿が印象的でした。3 日間のイベン トが成功裡に終わったのも、JIA 会員、横浜市、総合資格、 講演、審査にご協力いただいた建築家の皆さま、各大学の 先生方、学生たち、その他大勢の皆さまの協力があってこそです。ここに改めて感謝申し上げます。 本年もさまざまな宿題をいただきました、また来年度以降につなげたいと思います。 〈かながわ建築祭 2018 実行委員長 柳澤 潤〉



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所在地: 〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町1-1-1守谷ビル9階(2023年4月1日移転)
JR京浜東北根岸線 「関内駅」南口/徒歩5分
横浜市営地下鉄ブルーライン 「関内駅」1番出口/徒歩8分