相談内容

Q.高齢になっても住み続けられる住まいを考えています。住み続けられる高齢者向け住宅のポイントを教えて下さい。

 

A.加齢に伴い身体は変化します。そのため、身体の変化を物理的に補い、できるだけ支障なく日常生活ができる住まい⇒バリアフリーな住まいにすることが求められます。住み続けられる高齢者向け住宅のポイントは、下記のとおりです。

●段差の解消
① 式台やスノコ、スロープ、擦り付け板の設置
② 段差解消機の使用
③ 床のかさ上げや敷居の撤去、畳床のフローリング化
●手すりの設置
① 手すりの位置と高さ
② 手すりの種類
③ 大きさ・形状・材質
●幅・広さの確保
① 通路幅・開口幅
② 面積
●環境の改善
① 温熱・光・音・色

以上の4点に配慮することで、「最短距離・移動や動作しやすい・介護しやすい・快適で安全」な住まいになり、長く住み続けられるのではないでしょうか。住まいに個々の意見が反映されるように、実施に当たっては、専門家に相談されることをお勧めします。

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