相談内容

駐車場上の道路より高い土地

従前傾斜地の栗林畑で栗の木を伐採して宅地造成した郊外の土地です。北隣地栗畑は1m高く土留めで区切られており、南側は道路があり車は道路から直接地下RC駐車場に入れる様に作られていますが、敷地は道路からRC階段を102mほど上った高さにあり、地下RC駐車場の上部を含んだ180㎡第二種中高層住居専用地域、容積率200%、建蔽率60%、高度15m地区です。木造の2階建てを考えていますが、この様な土地に家を建てても大丈夫でしょうか?

        


 

従前の傾斜土地を住宅地として造成したと思われますが、その土地が土を切土か盛土かの確認が必要になります。
また、造成して数年しか経っていない盛土の場合は、沈下の恐れがあるため基礎下の土地に杭や地盤の改良などが必要になる事もあります。地盤調査の有無や造成の時期の確認もしましょう。
北側栗林は1m高いので土の崩落防止のための土留めと思われます、土留めの安全性に問題ないか確認しておいたほうが良いでしょう。
また、南側前面道路と敷地は2mの高低差がありますので、2mを超える高低差はがけ条例に該当し工作物となります。
道路境界には土留めを兼ねた擁壁と階段、駐車場がありますので、構造上そして法的に問題ないか、良く図面や書類などで確認する必要がありますので建築計画にあたっては、2階建てであれば法規制上も特に支障はないと思いますが、道路斜線と日影規制に注意する必要がありそうです。
駐車場の屋根コンクリートの床が地上に露出していると思われますが、露出している屋根コンクリート床の上に建物の基礎が乗る所と土の上に乗るところが出てきます、これは異種基礎と言い構造計算書を確認したり、基礎の検討を行う必要や確認申請時に添付している構造計算書を事前に入手する事をお勧めします。
当該敷地は南面しており、高台で眺望もよさそうで住宅地としては向いていると思いますが、遠い将来10段ほどの階段の上り下りが大変になるかもしれないことも考慮に入れて購入の検討をしてください。

 

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