作品詳細

奥行き感を生成する空間設計手法の提案 - 空間の屈折を変数としたパラメトリックデザイン - 

氏名
太田 翔
所属
東京理科大学大学院 工学研究科 建築学専攻
研究室
郷田研究室

作品概要

背景

 近年、空間を仕切る方法として壁を用いて分節するのではなく、空間の屈折を用いて空間をゆるやかに連空間の屈折を用いることで、その可視・不可視の関係や奥行きの深さ・浅さといった視覚的変化を伴い人間の知覚しうるスケールから建築を作ることが可能である。そのためには、実際の距離の大小によって生成される奥行きだけでなく先の空間への期待感のような感覚的な奥行き感も同時に考慮する必要がある。続させる事例が見られる。


目的

 本研究では、『屈折』を壁の折れ曲がりによる平面形態の折れだけでなく屋根の折れを含めた立体的な空間の折れとし、『奥行き感』を生成する空間の設計手法の提案を目的とする。『奥行き』が実質的距離であるのに対し、『奥行き感』は実際の距離によらない視覚的空間認知による感覚的距離感と定義する。

プロフィール
太田 翔
青森県出身
神奈川県立追浜高等学校 卒業
東京理科大学工学部第一部建築学科 卒業
東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻 修了

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