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 写真表現における建築のあらわれ方に関する研究


氏 名 新谷美和
所 属

筑波大学大学院 芸術研究科デザイン専攻 建築デザイン

研究室 貝島桃代研究室
   
作品概要

 発明当時写真の被写体は建築であったが、建築の意図や空間を伝達する表現には今日まで写真が用いられており、両者の成立と発展には深い関係があると言われている。近年建築の表現も専門に限らず、一般・他分野でも行われるようになり、その写真表現も変わりつつある。しかし写真表現における建築のあらわれや写真と建築の関係性については、2つの領域にまたがっているため、あまり検討されていない。本研究では写真表現における建築のあらわれ方をそれぞれが持つ2次元と3次元といった空間性の違いに着目し、この差異の利用により写真の空間構成を分析したものである。建築がモチーフとして写っているファッション、アート分野の写真作品を対象とし、写真構成要素を分析し、それらの重ね合わせによる建築のあらわれ方を考察、その結果をもとにした制作を通して建築写真の表現の可能性を探ることを目的とした。
 本研究により写真と建築という異なる存在領域が重ねあわされる建築写真は、フレームによる建築のおさまりと写真構成要素によって建築のあらわれを表現しており、そのあらわれ方には分野による偏りが特徴的に見られた。また作品の少ない表現についてスタディを行ったところ、写真の中の建築は2次元と3次元の両者の表現を持ちえるが、更に要素との関係をつくることで、建築のあらわれ方は多様に変化しており、写真表現として可能性を持つこと明らかになった。
 
(PDFファイル424MKB)
プロフィール
1979年生まれ
2002年筑波大学芸術専門学群卒業
2004年筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了



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Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2004
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