東京外国語大学跡地における都市再生住宅と公園の設計

氏 名 末岡佐江子
所 属 日本大学大学院 理工学研究科 建築学専攻
研究室 高宮真介研究室
   
作品内容

北区には密集住宅地が多く、計画敷地である外語大跡地は、区内に残された数少ないまとまった土地であり、次の世代に引き継ぐべき貴重な資産となる。そのため、区は厳しい財政状況ではあるが、将来への先行投資として可能な限り跡地をまとめて取得する意向である。
本計画は、まとまった広大な敷地であることを最大限に利用した、以下の提案によって構成される。
1. 都市再生住宅
2. 公園(2300m2程度)
3. 周辺木造密集住宅地の建て替え
大学が住宅地の中にあるということは、周辺住民にとって学生がいるということだけで活性化されるが、それも敷地外の話にしかすぎない。結局大学移転前も移転後も、広大な敷地は閉鎖的で、周辺住民にとっては巨大な壁のような存在であった。このような移転後の廃墟的イメージをなくすためにも、周辺住民に開放する周辺環境とは別世界の公園を計画し、また周辺木造密集住宅地の建て替えを促すための、一時居住場所となる都市再生住宅を跡地内に計画する。
 
 
(PDFファイル・1MB)
プロフィール
末岡佐江子
日本大学 大学院 理工学研究科 建築学専攻


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Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2003
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