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中野 blur way |
■氏 名 |
岡野道子 |
■所 属 |
東京理科大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 |
■研究室 |
小嶋一浩研究室 |
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■作品内容
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出発点
つくる空間の出発点は、都市に存在する「道=途中の場所=境界部分」である。都市空間は異なる場面を抜けることで、空間的なコントラストが生じた連続体であるとして、建築は、その道の延長上に強いコントラストが生じてできたものとして存在できないだろうか。細長く連続して常に次の場面へとつながっている建築である。
都市と建築の関係
道という、途中の場所としての建築を都市に付加していく方法は、部分から建築を発生させる意味をもつ。それはものとものの隣接性やその接続方法を変えていくことである。境界部分を抜けることの連続の中に建築を組み込み、都市と建築の境界部分を曖昧にしていく、都市のやどり木のような建築の在りかたを示す。つまり、都市の中で、どのようにして自らを制御しながら、都市の一部になれるのか探る。
空間のイメージ
具体的に、道を探索すること、つまり、繰り返し異なる領域を横断したりとどまったりすることで、場所を把握していくような状態を目指す。中野ブロードウェイという建物がある商店街の道の、「何回も入る」構造を建築のつくられ方に反映させる。この建築を歩くことで光や影、空間の特質が次々とコントラストをもって変化する。
建築全体は時間と移動にともなって変化する道として都市に存在する。
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(PDFファイル・907KB) |
■プロフィール |
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岡野道子
東京理科大学、小嶋一浩研究室、1979年1月生まれ |
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Chapter 2003
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