3.操作性(2)

業務を円滑に進める機能

シンプルで素早いレイヤ操作
 表示切替の素早さは、作図編集や状況確認を容易にします。
 1アクションでレイヤの表示/非表示/ロック/退避/非表示反転でき、指定レイヤの図形を全選択したり、レイヤ番号を入力してレイヤ操作が行えます。また、レイヤの切替やコピーなども簡単です。


シームレスな2D/3D操作(DRA-CAD13のみの機能)
 2次元と3次元の切り替えは1クリックです。2次元・3次元の操作体系を可能な限り共通化しているので、スナップやレイヤの操作、図形の作成や移動、複写といったコマンドは同じ手順で使用することができます。2次元図面を元に3次元モデルを作成したり、3次元モデルによる可視化、干渉確認、法規検討やプレゼンテーションが可能です。

多彩な文字入力機能
図面上にダイレクトに文字を記入することやテキストパレットから定型の文字を簡単に入力することができます。Windowsのほかのアプリケーションから文章をコピー&ペーストして、そのまま配置するなど入力方法は多彩です。
 テキストコードを利用して、図面に描かれた図面番号とファイル名をリンクさせたり、ファイルの更新日を自動的に作業日時として図面内に反映させることができます。

スマートなスナップ機能
 スナップ機能はいつでもモード確認と変更が可能です。スナップモードを限定すれば座標点をミスなく指示することができ、複数種類のスナップを同時利用できるカスタムスナップにすれば切り替え作業を減らすことができます。
 コマンド実行時にスナップモードを変更し、実行後に元のスナップに戻すスマートな機能もあります。


マルチタッチ対応
 Windows 8/7のマルチタッチ機能に対応しています。画面のパンニングや拡大縮小、図面回転、赤ペン機能が指先のジェスチャにより行えます。
 マネージャーが図面確認や承認作業するときに直感的に使える便利な機能です。


作業中のデータ保護
 予期しないプログラムの終了時に作業中のデータを自動的に保存して復帰します。万が一の事態にも作業をすぐに続けられます。

※データの保護が行えない場合もあります。


高速処理を実現

Windows 64 ビット版に対応
 64ビットアプリケーションでは、より大容量のデータを扱え
ます。詳細から全体までを1ファイルで管理したり、より大
規模な3次元モデリングが可能になります。


DirectXによる高速な描画モード
 DirectX 9の技術を利用することで、2次元図面表示で最大約
45倍、3次元ワイヤフレーム表示でも約8倍の速度向上を図り
ました(DRA-CAD10との比較)。


◆DRA-CAD13とDRA-CAD10の速度比較

※データはパソコンにより結果が異なります。
マルチコアCPUに対応したレンダリング(DRA-CAD13のみの機能)
 Core i7などのマルチコアCPUに対応し、レイトレーシング法
によるレンダリングを高速に処理します。
(シングルコアとの比較:デュアルコアで約半分、クアッドコ
アで最大1/4の時間で完了)


※Ctrlキーを押しながらレンダリングした時の画面イメージです。


※特に注釈のない項目は、DRA-CAD13にもDRA-CAD13 LEにも対応しています。