1.はじめに
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建物の外壁に採用された押出成形セメント板は、薄型の高強度の帳壁であり、石材等重量のある仕上げは困難とされておりました。この度、石材・大型陶板等の重量のある仕上げを乾式工法により構築する「メースハイブリッド工法」を上梓しました。先ず、メースパネルは縦張りとし、パネル目地に設置する石用ブラケットにより仕上材重量を躯体に伝達する構造をとり、これに石用ベース金物(平鋼)を取付、回転金物により下地鋼材を固定します。回転金物は後付けによる取付が可能な為、石の割付をメースパネルの割付に拘束されることなく自由に設計することができます。
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