■住宅部会(部会長:高橋隆博)
2018年度も住宅部会伝統の和気あいあいとした雰囲気の中、例年通り、年12回の市民向けセミナー(OZONE及びLIXIL東京ショールーム隔月開催)や街歩きといった公益活動と、個々の資質向上に向けた共益活動を行いました。昨年を踏襲し建築家の職能や住宅のサスティナビリティを考えながら、特に今年度は住宅部会そのもののサスティナビリティを念頭に、楽しく為になるコンテンツに努めました。
具体的には毎月1回の「住宅部会の日」を活動日と定め、活動会議と市民講座WGを毎月開催し運営してまいりました。4月の往年の大先輩から若手会員までが集い部会の歴史を辿る企画に始まり、「今さら聞けないシリーズ」での勉強会の他、納涼を兼ねた深大寺のエコハウスの見学、AHECHとの共催による北海道ツアー(北海道支部との交流と旭川の広葉樹視察)、長野の有壇舎での夏合宿など外苑前を離れたお楽しみ企画、また、原点に返り住宅のディティール考の企画や、互いの作品を持ち寄り第一回の住宅部会賞・部会選の立ち上げ等、日常業務に役立つ内容や本来の住宅を楽しむ時間が共有できました。
それに伴い、次年度への楽しみな企画が幾つも生まれたこと、毎回久々のお顔もお見受け出来るようになったり、新たに2桁を超える入会者もに恵まれるなど、部会のサスティナビリティへの成果が見られた有意義な一年となりました。