支部長あいさつ

皆さま、こんにちは。支部長を務めております慶野正司です。
2021年度の始動にあたりご挨拶申し上げます。

昨年度を振り返りますとコロナ騒動により困惑の渦中でスタートし、行動変容が求められ続けるなか活動の方法を模索し続けた一年でした。そのなか支部内の23地域会、17委員会、12部会、2支部事業におかれましては、当初計画の通りとはいかないまでも数々の成果をあげられました。JIA活動を止めないという強い意志でご尽力いただきました皆様に敬意を表し御礼申し上げます。

支部の執行部を預かる常任幹事会では、支部の活動方針に沿って重点課題を検討または推進する以下のWGを常任幹事会内に設置し活動して参りました。
・建築家職能を考え発信する課題(発注者支援WG、資格制度勉強会WG)
・会員の交流・連携を推進する課題(委員会懇談会WG、法人協力会員技術セミナーWG)
・JIAの次世代を考える課題(学生会員フォローWG)

これらは、関連する委員会(会議体)と連携しながら活動し少しずつ成果も表れてきています。特に支部内の交流を深めることを課題とするWGのなかで「委員会懇談会WG」は各委員会に伺い委員会活動の現状や今後の課題など情報共有することを目的とし実施いたしました。活動の相互理解を深めることによる更なる活性化が期待されます。また「法人協力会員技術セミナーWG」では交流委員会と連携し法人協力会員企業の製品紹介(PR)を通して持てる企業ノウハウを設計に携わる正会員に提供する「JIAオンライン技術セミナー」を立ち上げ連続開催いたしました。法人協力会員と正会員の新たな交流機会として企業PRと設計技術向上を目的とし相互にwin‐winの関係を築く試みであり継続的な開催に期待を寄せています。
そして特に大きく前進したのが「学生会員フォローWG」です。昨年度本部事業として実施したコロナ禍における困窮学生支援をきっかけに大勢の学生会員が誕生いたしました。積極的に情報提供しJIA会員であるインセンティブを実感できるようフォローして参りました。その結果、学生会員間の連携も生まれ自主能動的な活動体が緩やかながら組織されてきました。言うまでもなく建築設計界の将来を担いJIAの未来を託す学生会員の輪が広がり活性化することは重要であり、長期的な視野に立ち引続き活動を支援して参ります。

さて、本年度も依然収束をみないコロナ禍でスタートいたしました。度々言われることですが、私たちはこの一年間のオンライン活用の経験でその有能性を学習しリテラシーを高めて参りました。それによりafterコロナにおいても活動のオンライン・リモート化は活性化のための効果的なツールとして捉えており会員共通の認識でもあります。このように新たな活動ツールを得ることでより一層広がりのある活動が可能となり社会への発信力を高め全国単一会の利点を活かすことにも繋がります。これは過去より重ねて議論してきた活動の“あり方”を見出す機会でもあり、コロナ禍により様々な社会変容が起きつつあるなか正に今がその好機であると言えます。JIAが抱えている沢山の課題、またSDGsやパンデミックで浮上した新しい時代に呼応した課題など、JIA活動や運営において慣例にとらわれることなく“見直すこと”・ “新たなこと”に意欲的に取組んでまいりたいと思います。
一年間、会員の皆様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

JIA関東甲信越支部 支部長レポート 一覧

日本建築家協会
関東甲信越支部長
慶野 正司

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