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委員会からのお知らせ

支部長Report 2020年度 12月

支部長Report 

2020年度 12月


皆さま、新年あけましておめでとうございます。

例年でしたらここで「希望に満ちた新年を迎え・・・」と付け加えるところですが、激化しつつある新型コロナ感染状況で先の見えない厳しい日常が続いています。しかしながら私達も求められる行動変容に徐々に慣れて新たな行動スタイルも定着しつつあります。特に急速に進んだオンラインコミュニケーションは社会に浸透し、設計業務のみならずJIA活動の活性化ツールとしての期待も高く、今日の困難は正に「新しい時代の到来」と前向きに捉え本年も順応性高く活動して参りたいと思います。

会員各位におかれましては本年も感染予防に充分ご留意いただきより一層のご活躍ご多幸をご祈念申し上げます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2021年1月

 関東甲信越支部 支部長 慶野正司


12月  1日 SDGs建築フォーラム実行委員会 (zoom)

来年6/25予定のフォーラムはハイブリッド開催であり時間を絞り3時間程度の半日開催で検討しています。当日は基調講演とパネルディスカッションの構成で、その中でJIAのSDGs活動指針を提言する予定です。また本開催に向けて4全国会議での議論を纏めるプレフォーラムをJIA内部対象とし3月開催に向けて進めています。

 

12月  3日 常任幹事会 (zoom)

本年度4回目の常任幹事会を開催しました。相変わらず議題満載ですが常任幹事会で担当分けした課題毎のWGの進捗報告や12/17予定の役員会に向けての準備協議となりました。また、例年開催している1月の新春の集いはコロナ禍でやむなく中止を決定し、会員間の交流機会は別途企画として今後検討いたします。

 

12月  7日 職能・資格制度、建築家資格制度実務 合同委員会 (zoom)

登録建築家制度の諸規定改定に伴い各種マニュアル改定作業を進めています。新規・更新・再申請手続きをよりスムーズに、より確実にできる運営に向けて精査しています。

 

12月 8日 港地域会定例会 参加 (zoom)

港地域会からお誘いいただき短時間ながら定例会に参加いたしました。様々な地域会活動の中で一般市民と交流促進する企画として「MASセミナー」を実施しています。また港区のまちづくりや環境問題に対する研究や広報活動にも力を入れ少人数ながらとても活発な地域会です。更に皆さんから支部への要望・期待などもお伺いすることもでき有意義な訪問となりました。

 

12月 9日 正副会長会議 (zoom)

12月15日理事会に向けての事前調整会議を行いました。

 

12月 11日 建築セミナー委員会訪問 「委員会懇談会」(zoom)

参加者を問わない研修プログラムである「建築セミナー」は年間10数回の有料受講ながらJIAの代表的な研修機会として長年提供し続けています。今年はコロナ禍で9月スタートとなりましたが著名な講師陣を揃えた企画はどれも興味深い内容です。近年はゼネコンやハウスメーカーまたLFの研修機会としての傾向はありますが、この歴史ある事業をJIA会員にも広く継続発展していく体制づくりが望まれています。

 

12月 15日 理事会勉強会(zoom)

恒例の理事会前の勉強会です。今回は「不動産激変~コロナが変えた日本社会」と題し不動産事業プロデューサーであるオラガ総研の牧野知弘をお招きしご講演いただきました。コロナにより人々がマインドシフトしライフスタイルや価値観の変化、それに伴うビジネスモデルや不動産価値の変化など今後の社会展望はとても興味深く聞き入りました。特に今後ワーカーの価値は企業別から職能別に変化していく展望は今後の建築家の立ち位置をも示唆するものと捉えることができる内容です。この講演も今後JIAマガジンで紹介されると思いますので是非ご一読ください。

 

12月 15日 本部理事会(zoom)

本年度3回目の理事会です。今回も多くの審議・協議・報告がなされました。その中から今回は「JIA公益事業助成金」をピックアップし報告いたします。これは全国の支部や地域会において公益性の高い事業に助成金を支給する制度であり、今回、全国の地域会から申請のあった中から10事業総計140万円が採択されました。関東甲信越支部の委員会、地域会の皆さまにも有効にご活用いただき更なる活性化に繋げていただけたらと思います。

また、予てより他団体と共に「葛西臨海水族館」の保存・利活用の要望をしてきたなか、東京都も検討に入ることが公表されました。JIAでは更に歴史や環境的視点を前面に施設の具体的な利活用策について提案したことが報告されました。

 

12月 15日 建築・まちづくり委員会訪問 「委員会懇談会」(zoom)

まちづくりを通した建築家の職能を拡げる仕組みづくりを主な目的としている委員会では、

支部内各地で自治体との連携を推進しています。また今や多様な建築家像が期待される社会においてJIAの社会的職責についての議論も重ねられています。懇談会当日は急用で出席が叶いませんでしたが、今後も委員会との連携を図り効果的な活動に繋げて参りたいと思います。

 

12月 17日 国交省 中央建築士審査会(集合式)

国交省の諮問機関である「中央建築士審査会」に出席しました。この審査会は建築士資格試験の現状把握や改善、および建築士の懲戒処分の可否判断を目的としています。建築士受験が新制度となった今年の結果が報告され、狙い通り合格者など若干ながら若年層に比重が傾き一定の効果があった旨の評価がなされました。

 

12月17日 支部役員会(zoom)

本年度2回目の役員会です。年の瀬のお忙しい中多くの役員さんにご参加いただき開催いたしました。審議事項は新支部監査の承認と役員候補3期目の承認です。その他数ある報告・協議事項において特に例年1月開催の「新春の集い」開催中止、JIA館の使用制限、オンライン化に関する課題の情報共有など激化するコロナ影響での運営に関する事項です。また業務が増えつつある常任幹事会の定員増について規約改定の協議を行いました。1月の役員会でご審議いただき5月総会にて決定の運びです。さらに注力している学生会員フォローについて情報提供ルールなどスムーズな運営を図るための協議がなされました。

報告記事はこちらを参照してください

12月23日 学生デザイン実行委員会訪問 「委員会懇談会」(zoom)

学生の卒業設計コンクールを主管していただいている委員会です。今年はご多分に漏れずコロナ禍で工夫しながらWeb開催したが、学生との交流・対話が目的でもあるなか残念と振り返っています。今後は公開審査の更に有益な開催、作品のアーカイブにも力を入れ単にコンクールに止まらない学生にとってもJIAの魅力(メリット)につなげていきたいと考えています。

 

追記)

本年度迄支部監査をお勤め頂いた赤羽吉人会員が来年から本部監事に就任されます。長年ありがとうございました。そして欠員になる支部監査に新しく青木恵美子会員(神奈川地域会)の就任が役員会で承認されました。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

以上、ご報告いたします。