第30回 MASセミナー「人と空間」

概 要OUTLINE

─ みんなで考える街と建築の未来 ─
MASセミナーは、港地域会の建築家数名がパネリストとなり、街に対する思いや街を形成する要素としての建築の可能性について、テーマに沿ってお話しいたします。参加者の皆様の意見も伺いながら、多様な視点で各テーマについて考える場にしたいと思っています。街並みや建築、建築家の考えに興味のある方は、どなたでも参加できる無料セミナーです。 皆様お誘いあわせの上、どうぞお気軽にご参加ください。

第30回 「人と空間」
不思議なことだが、有名建築雑誌で「人」のいない写真がある。建築デザインやコンセプトの明確化ために人影の存在を消去しているのだが、本来、建築は「人」のためにあると考えると、はなはだ疑問が残る。建築は「人に寄り添う」ことから始まるのである。住宅では、そこで暮らす人の話を聞くところから発想が開けてくる。手塚貴晴氏の「屋根の家」は、クライアントが語った屋根の上の出来事に建築家が焦点を絞り研ぎ澄ました作品で、クライアントの言葉がなければ生まれなかった。象設計集団の「笠原小学校」では、子供に寄り添うことからたくましい子どもを育てる自由な空間が生まれた。ひとりしか入れない隠れ家、二人で向き合う腰掛など、教室以外の場所に子どもの居場所が無数にある。だから子供が自分で好きな場を選びのびのび育つことで強いこころとからだを生み出す。

建築家という職能は、人に寄り添うことで独自の空間をつくり暮らしを豊かにする職能である。人と向き合うこと、自然と向き合うことから空間は生まれるとすると、あなたは誰のことを考え、空間をつくるのか。その対象となる人と建築を語る会にしたい。(宮田多津夫)

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詳細情報DETAIL

開催日
2019年3月23日(土)
時 間
講演 14:00〜16:00
懇親会 16:00〜17:30
会 場

日本建築家協会JIA館1F 建築家クラブ
東京都渋谷区神宮前2-3-18

参加対象者
一般/学生/会員
参加費
講演会の参加は無料です。
CPD
2単位
問合せ先
JIA 関東甲信越支部 港地域会
http://www.jia-minato.jp/
申込方法

参加希望の方は、港地域会ホームページ(http://www.jia-minato.jp/)の参加申し込みフォームからお申込みください。

主 催
日本建築家協会 関東甲信越支部 港地域会