東京書籍印刷社工場等の建物の見学とまち歩き

開催日:2007.05.19

見学コース:王子(東京書籍印刷社,東書文庫,晩香廬・青淵文庫,酒類総合研究所,音無親水公園)→ 旧中山道・地蔵通り商店街

見学会:「東京書籍印刷社」工場等の建物の見学
説 明:東京書籍印刷株式会社 総務部総務課 課長 佐藤 進 氏

参加者数:21名

概要:
城北地域の景観の特色は、池袋や赤羽等の商業集積地や目白や常盤台、石神井等の良質な住宅地、新河岸川周辺の工業地域や住工の混在する板橋区中央部など、江戸時代以降特に明治以降の産業の発達とそれに伴う生活環境の変化に大きく起因している。
江戸時代の文化を背景に発達していった街道筋、その交易がもたらす周辺地域の発達、明治期以降の軍事産業や石神井川から隅田川へと続く水利がもたらす産業の発達と田園型・郊外型住宅の開発での良質な住環境整備の基礎など、現在の城北地域の景観を特色づける事象の萌芽がその頃にある。
今回のまち歩きでは、近代建築が比較的多く残る王子・飛鳥山周辺から旧中山道沿いに広がる地蔵通商店街までを訪ね歩き、城北地域の景観形成におけるその背景を再確認しようという企画である。
少し広範なエリアではあるが,東京で唯一残る都電も利用し、効率よく見学してみたい。
訪れる場所は、ミシュランガイドブック的には決して3つ星ではなくむしろ2つ星を選んだつもりである。しかし、これらはいずれも地域の景観と建築を考える上では重要な場所である。(案内文より引用)

(鈴木 和貴)

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城北地域会まち歩き