市民と共にある建築月間、『アーキテクツ・ガーデン2016』
テーマ:建築家はともだち

JIA関東甲信越支部が主催するアーキテクツ・ガーデンは、建築家やJIAの多彩な活動を広く一般市民に対して情報発信することを目的に長年開催してきました。そして2016年、“建築家が街に出て、市民と共に活動すること”を意識しながら広く開催致します。

 

アーキテクツ・ガーデンの歴史を辿りますと、1990年代にスタートし、2000年には銀座の8つの会場で10月の19日間、様々な展覧会を催しました。以降、会場を銀座、JIA館、他と行き来しながらも東京を中心とした、展覧会、講演会、懇親会などの建築祭でした。大きな変化があったのが2012年。開催時期を「建築家の日」6月15日を含む6月一杯と拡大し、従来の東京での主イベントも行いながら、県域を含めた各地域会主催のイベントで、広域にネットワークを張り巡らす現在のスタイルへと大きく舵を切りました。

 

JIAの各地域会、委員会、部会の普段の活動を6月の1ヵ月間になるべく集約し、JIA関東甲信越支部として建築にかかる情報発信をします。一般市民が、建築家に親しみを持っていただくと共に、建築について興味と関心を持っていただく1ヵ月間です。趣旨、意向、特色が違う様々なイベントが開催されますから、広く、厚く、深く、楽しんで頂けることでしょう。
また、このアーキテクツ・ガーデン月間の活動を通してJIAと自治体との繋がり、信頼関係が更に強くなり、社会への貢献にも繋がる良い機会になるでしょう。

 

JIA会員には、“市民に開かれ、市民と共にある建築月間”アーキテクツ・ガーデン 2016を意識していただき、その間、イベントでなくとも友人、知人、周りの方々に建築を伝える、わかりやすく説明する、話題にする、そんな事も実践していただければ幸いです。

日本建築家協会関東甲信越支部
支部長  上浪 寬

アーキテクツ・ガーデン実行委員会
委員長  鈴木 利美

※ JIA(日本建築家協会)について

日本建築家協会(The Japan Institute of Architects)は、建築の設計監理を行う建築家の団体として、1987年に結成されました。国際建築家連合(UIA)に属する、我が国唯一の建築家の団体です。会員建築家は、厳しい自己研鑽を行い、高い倫理意識を持って設計監理の業務を遂行することを通じてクライアントと社会公共のために貢献し、より豊かで美しく安全な国土と都市と建築の建設に貢献していきたいと考えています。

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