事前相談のすすめ|日本建築家協会の建築家が相談にのります「建築相談室」

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事前相談のすすめ

建売住宅の購入時の注意点(その2)

(3)契約前の注意点

 気に入った物件が見つかれば契約前の早い段階で、宅地建物取引主任者の資格を持つ宅建業者から重要事項説明を受け、解除条件や瑕疵担保責任の期間や内容などを確認します。確認申請図書、住宅性能評価書の有無の確認、設計図書、地盤調査の結果も見せてもらって、良否の説明を受け、地盤が悪ければ適切な対応をしているのか納得できるよう説明してもらいましょう。
 なお契約前には再度、交通経路を使って現地を見て歩き、図面や重要事項説明などと違いがないか確認しましょう。この時に建築設計の専門家に同行してもらえば、より安心です。

 

(4)契約後の注意点

 契約後も工事中に必ず現地へ行き、図面などと現況に相違がないか確かめましょう。
疑問に思った場合は売主や施工業者に納得できるまで質問してください。

 

(5)第三者の専門家に事前相談を

 以上が建売住宅購入時の注意点です。トラブルが少なくないこの供給形態の場合、工事中の製品管理状態が見えにくく、消費者側の目で監視してくれる監理者がいないため、完成すると見えなくなる部分に心配が残るといえます。高価な買い物ですので、不安な場合は建築家など第三者の専門家に早い段階でアドバイスを求め、書類や工事中の検査、引渡し前の検査などを依頼するとよいでしょう。(米田耕司)

 

建築相談室 (電話03−3408−8291)

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