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国立台北芸術大学文化センターデザイン

氏名
謝 承錕
所属
多摩美術大学
美術研究科 デザイン専攻
研究室
田淵研究室
作品概要

 文化は国の魂であり、一つの民族の精神と高さを決定しつつ、世界地図の上では、この国と社会の位置を定義している。文化は今の人々のライフスタイルで、社会的な過去の歴史と集団認識であり、また未来に対する想像と創造である。文化施設は過去の血と汗と結晶からできた建築で、例えば文学、歴史、哲学、科学、芸術などがある。また過去、現代及び未来の架橋になって、後世を教育する責任を背負い、歴史の脈動から、文化に安全な避難所を提供したのである。

 デザインは問題を解決、分解、改善することである。デザインの目的は、文化をひっくり返したり、新たな文化を創ったりするではなく、その文化を新たな方式で、新世代の若者に直面することである。今回のデザインは、国立台北芸術大学のキャンパスを敷地として、将来の文化施設の概念を導入し、雛形とする。国立台北芸術大学は台湾台北市関渡平原の周辺で。芸術、パフォーマンス、人文的な研究、創作を主な専攻とする公立大学である。学校の基本理念は伝統文化をベースで、人文精神を持ち、芸術創作、演出及び学術研究の人材を育成することと芸術発展創作の新たなチャンスを求めることである。学校の面積は約370000平方メートルで、2016年の教師人数は約163人、学生は約3116人である。デザインには、図書スペース、展示スペース、劇場スペース、多目的空間スペース、コミュニケーションスペース、事務スペース等を含まれる。今回のデザインをマークとして、今まで施設に対する観念を打破し、大衆より文化及び文化施設の新たな定義を考えてもらう。

作品イメージ

作品ファイル

プロフィール

  • 略歴
    1992年
    台湾生まれ
    2015年
    国立屏東科技大学 木材デザイン専攻 卒業
    2018年
    多摩美術大学大学院 美術研究科 デザイン専攻 環境デザイン研究領域 修了