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多様化する建築
       - 都市に於ける新しい公共の在り方 -
     - 氏名
 - 関 広太郎
 - 所属
 - 関東学院大学大学院 
工学研究科 建築学専攻 - 研究室
 - 柳澤潤研究室
 - 作品概要
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平成22年に内閣府より『新しい公共』宣言され,それ以降公共の意味が変わりつつあると私は感じている. 特に地方の公共建築は,新しい動きが活発である.地方の公共建築では,市民に滞在してもらったり,自発的に活動を行ってもらったりという動きがある.一方,都市部では,公共建築以外の建築で公共的空間が設けられ始めている.都市の中では,再開発等で設けられた公共的空間(オープンスペース)の方が公共性の高い場所さえ生まれている.
そこで横浜市みなとみらい地区という開発が進む地区で,今後の公共空間・公共建築がどうあるべきなのかを提案する.本計画では, 都市の中にある公共的空間を持つ建築の事例を基に,空間構成要素を抽出した.その中で囲む・スラブ・エントランスの3つの要素を利用して都市に於ける新しい公共を提案する.
建物全体をスラブで構成し,外部との関係を密にする.計画地に隣接する公園と連続した空間になるようにスラブを上層階に行くにつれ,セットバックしている.さらに建物内部に巨大なボイドを計画する.そのボイドの中では,アルコーブのような突き出したスラブ空間があり,各階を繋ぐ役割をする.各用途を繋ぐようにエントランスという空間を設ける.それにより上下階の関係性を強めることができる.これにより都市に於ける新しい公共が構成される. 
プロフィール

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略歴
- 1993年
 - 埼玉県生まれ
 - 2015年
 - 関東学院大学 工学部 建築学科 卒業
 - 2017年
 - 関東学院大学大学院 工学研究科 建築学専攻 修了
 
 


