トップページへ
 やんばる日和・健康創造サテライト構想


氏 名 望月 久恵 (もちづき ひさえ)
所 属 宇都宮大学大学院 工学研究科 建設学専攻
研究室 建築計画研究室
   
作品概要

 沖縄県北部地域は、森林地域および農業地域からなり、海浜景観に恵まれた豊かな自然環境を有する地域であるが、産業基盤、生活環境において整備水準が低く、また、所得水準も低い状況にある。このため、進学や就職の機会に沖縄県中南部地域や県外への若年層の流出が進み、人口増加率が停滞しているとともに少子高齢化が進行している。計画地である嘉陽地区は、北部地域の東海岸に位置し、福祉施設や産業の集中する名護市中心部から国道一本のみでつながっている状況で、北部地域でも特に少子高齢化、人口減少、進学・就労の流出が進んでいる。集落には医師もいなく、高齢者のみの世帯が多く、生活環境を早急に整備する必要がある。

 沖縄県は、長寿国であり、亜熱帯の気候がもたらす食べ物や屋外活動などの生活習慣、豊かな自然環境が影響していると思われる。
 集落の整備には、「健康(保健・福祉・医療)」がキーワードとなる。

 統合医療基盤とした沖縄県北部地域の保健(保養)・福祉・医療の連携によるコアとサテライトのネットワークにおいて、嘉陽地区をひとつのサテライトとする。集落の活性化を図り、定住人口の増加を目指し、魅力ある生活環境の整備を目的とする。




 
(PDFファイル 1.2MB)
プロフィール

1978年 大阪府堺市に生まれる
2002年 東北工業大学建築学科卒業
2004年 宇都宮大学大学院前期博士課程修了
現在、宇都宮市の(株)シオダ建築デザイン事務所に勤務




PDFファイルを表示するにはアドビシステム社のAcrobat Readerが必要です。 Acrobat Reader ダウンロード
 
(作品一覧ページにもどる)

Copyright (C)The Japan Institute of Architects Kanto-Koshinetsu Chapter 2004
掲載された作品の著作権は出展者に帰属します。このページと関連するPDFデータ
内に掲載されている画像・文章は許可なく転載・使用することは固く禁じます。