7.ユニフリード2 非常時扉解放手順
内部側より施錠されている場合は表示装置の溝にコインを入れて回転させ、開錠させます。
扉中央を個室内側へゆっくりと5センチ程度押し込んでください。


吊元部軸の固定ナベネジをプラスドライバーで緩めます。
マイナスドライバーを差込み ピボットを押し上げ  扉を外部側に倒す
吊元上部のピボットを上図の要領で取外して扉を外します。

レール吊戸車A及び吊元下部Bを中心として扉を斜め方向に傾けるようにして上部ピボットヒンジを開放します。
次に扉を少し持ち上げて、吊元下部(下部ヒンジ)からも扉を解放してください。
吊元側であった方を外側へ折り込み、室内への進入スペースを確保します。

復旧方法
上記の逆の手順で復旧させ、必ず扉が正常に開閉できることを確認してください。
正常に開閉できない場合は、部品または扉の交換が必要となることがあります。

注意
扉を開く際、図の矢印方向Cに無理に折り曲げようとすると、D部分のヒンジ部品や、
E・E’ 部分の連結部品を破損することがありますので、ご注意ください。
また、この方法はあくまでも緊急時に扉を開く事ができない場合のみに行い、
それ以外には絶対に行わないで下さい。扉各部に過度の負担がかかり、
故障・破損の原因となります。