東京の景観・まちづくりを考える

「東京の景観・まちづくりを考える」

東京都景観計画と地域らしい景観づくり・専門家の役割とは?

開催日:2007.10.20

開催場所:東京国際フォーラムG402

主催:日本建築家協会関東甲信越支部 都市デザイン部会

参加者数:115名

概要:
2004年の景観法の施行以来、全国各地で景観に関する様々な論議が展開され、景観形成に関する具体的な動きが見られます。とりわけ、建築活動が活発で日々都市景観が大きく変容し続ける首都東京での景観論議は盛んで、その中で東京都景観条例が改訂され、景観計画が本年4月から施行されました。
日本建築家協会(JIA)では、東京都景観条例改訂の際パブリックコメントを出し、景観の地域性に言及し、地域住民、専門家をまじえた地域ごとのまちづくりやローカルルールの大切さを訴えました。
実際、この数年東京でも多くのJIA地域会が組織され、地域単位でまちづくりに関する活動・取り組みをすすめています。
昨今、景観に関する理念的研究会・シンポジウムなどは多いですが、今回は日常業務でまちと関わる建築家の眼から「東京の景観」をとらえ「地域のまちづくり」に専門家としてどのように参加・貢献できるか、より実践的に考えたいと思います。各地域の実状をふまえた報告や、行政担当者・市民・専門家を交えた意見交換を通じ、今後の東京の景観形成・まちづくりに役立てればと願います。
市民の皆様、専門家の皆様ふるってご参加ください。(案内文より)

第一部 地域会からの報告/地域の景観とまちづくり 現状と課題
城北(豊島・板橋・北・練馬)・杉並・世田谷・渋谷・文京・中央・千代田 の各地域会代表
第二部 パネルディスカッション
第一部で発表の地域会員建築家とゲストを中心に円卓会議
行政景観担当者および市民・専門家とともに東京の景観・まちづくりや建築家の地域での役割・貢献などに関し意見交換する。
円卓会議第一列出席者
安井 順一(東京都都市整備局都市景観担当部長)高橋ユリカ(ジャーナリスト)倉田 直道(工学院大学教授・アーバンデザイナー)藤本 昌也(建築家)第一部で発表JIA地域会代表の建築家

(鈴木 和貴)