UIAとは

■ 大会概要

UIA大会は、世界最大級の建築イベントです

著名建築家や技術者、研究者、学生など約1万人が、世界中から集まるUIA大会(世界建築会議)は、“建築界のオリンピック”とも呼ばれる世界最大級の建築イベントです。
およそ1週間の大会では、講演やセミナー、プレゼンテーション、ワークショップ、展覧会、ツアーなど、大会テーマに基づく多彩なプログラムが開かれ、これからの建築や都市のあり方を探っていきます。
UIA大会は、1948年にスイス・ローザンヌで初めて開催されて以来、ほぼ3年に一度、世界の各都市で開かれています。日本での開催は、24回目となる今回が初めてです。

■ 大会のテーマ・コンセプト

DESIGN2050

Beyond disasters, through Solidarity, towards Sustainability
3月11日の東日本大震災は、極めて大きな問題を日本だけでなく世界に投げかけ、気候の変動や人口問題など、21世紀に入ってから世界規模で諸問題が深刻化し、これからの建築や都市のあり方に、大きな影響を与えることになるでしょう。 では、こうした状況のもと21世紀の建築や都市はどうあるべきなのでしょうか?
この問いかけに対して、UIA2011東京大会で掲げるテーマが「DESIGN 2050」です。
今大会では、こうした世界が直面するさまざまな課題を踏まえつつ、2050年にあるべき未来像を描き出し、そこに向けて持続可能な建築環境や生活の質を「デザイン」していくための道筋を探ります。

環境・文化・生命

大会で催されるプログラムは、メインテーマ「DESIGN 2050」のもとで設けられた3つのサブテーマ「環境」「文化」「生命」に則して企画されます。
多彩なプログラムによって、複雑に絡まり合った現代の諸問題を多角的に考える機会を創出し、未来を描き出す対話を生み出します。