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相談事例

別荘の事前相談
 
敷地は現在林となっており湿気も高いと思われるので自分としては鉄筋コンクリート造と考えている。又鉄筋コンクリート造の建物のコストは木造の何倍になるのか。

1.建物の構造について色々と教えていただきたい

2.敷地が比較的高い場所(標高約600M)にあり東北の寒冷地に近い環境と考えている。

3.敷地はなだらかな傾斜地となっており敷地の下がった部分は雨の時には地下水が浸み出て水がたまる状態が見られる。これを解消したい。敷地の下部には敷地に接して小川が流れている。
 

1.必ずしも鉄筋コンクリート造にしなければならないという理由はないでしょう。
私が15年程前にやはり那須の別荘地に木造平屋建(大型の屋根うら収納付)を設計監理した時も林の内の土地であったので湿気などの対策として基礎は地盤面より約1M高く(高基礎形式)しました。
その時にも見てまわった別荘地の建物は木造でした。昨年観光の帰りにその家に立ち寄りましたが、その家の周辺にも住宅がかなり増えておりすべて木造でした。工事費は設計内容にもよるが、仮に木造で70〜80万円/坪とすると鉄骨造で約1割増し、鉄筋コンクリート造で鉄骨造の約1割増しと考えて予算を建てるのがよいでしょう。

2.断熱と合わせて暖房方式をどのようにするかは大変重要な問題であるので設計者を選定する際に設備設計を担当する設備設計者にも同時に会って色々と話を聞いた上で決めることが大切です。
一般的には建築家のみに会って決めるのですが、今回は特に設備的な内容に重点を置いてそのようにしたらよいと考えます。

3.敷地に水がたまるのを防ぐには集水管(配管に穴を開けたもの)を土中に埋めて、幸い敷地に隣接して小川があるのでそこに放流するようにしたらどうか。
但し小川を管理する役所なり水利組合との打合せが必要となるでしょう。


別荘の設計例

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