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穴を綴る
-生業と風土の関係性からまちを再考する-

氏名
野口 友里恵
所属
武蔵野美術大学大学院
造形研究科
デザイン専攻 建築コース
研究室
長谷川スタジオ
作品概要

 愛知県・岐阜県の県境に多く点在する窯業のための粘土を採る陶土採掘場。その巨大な人工穴に、穴と既存のまちとの関係性を再考するプロムナードを計画した。
 この制作は、修士課程2年間における『生業と風土の関係性からまちを再考する研究』の最終成果物である。
 愛知県と岐阜県の県境エリアに点在する巨大人工穴である採土場は、縄文時代から掘られてきた。1つあたり約50〜100年掘られながら増殖し、近年その多くが採掘の役目を終えて跡地になり埋め立てられてまちから消失しようとしている。穴はこの地に根付き、掘られる過程で周囲のまちの建築や機能の配置を決定付け、この地帯一帯の窯業を繁栄させてきた遺構である。かつて穴がまちの配置を作ったように、穴を残し、穴のまわりにプロムナードを付加して新たな動線を作り、穴から再び新たな流れを作り出す。既存のまちの配置や機能と、提案する動線が共生しながら、新たなまちの流れや風景を生み出していく計画である。 

作品イメージ

作品ファイル

プロフィール

  • 略歴
    1992年
    福岡県生まれ
    2015年
    武蔵野美術大学 造形学部 建築学科 卒業
    2017年
    武蔵野美術大学大学院 建築コース 修了