|
地方都市の市街地に計画されたこの住まいは母親棟と子供世代の住まいとに分節され、中庭を中心に関係しています。
道路面はRC打ち放しの壁を立ち上げる一方、親世代棟と子世代棟を結ぶ中央に中庭を設け、市街地特有の問題である騒音・視線・採光・通風などの問題に対し、守りながら開くというコンセプトで、マチに開かれた建築の表情がどうあるべきか思案しました。
丸く切り取られた中庭の吹き抜けから降り注いだ光は土間に反射し、親世代と子世代のすまいをやわらかくむすんでいます。
外壁は土壁仕上げ、中庭の土間はたたき仕上げ、室内もしっとりと塗壁仕上げであり、なつかしさも感じる住まいとなりました。
|