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矢部又吉の設計で、ネオ・ルネッサンスと呼ばれる様式により1927年に建てられた川崎定徳の本館の部分が、同じ場所に新築された日本信託銀行本店に、建物のシンボル的に保存され取り込まれている。それも正面玄関中央に、エディキュラーと呼ばれた昔の建物の一部が建物から自立して建っているのだ。建築の保存の方法については様々な手法が実践され、様々な論議がなされているが、この建築のあり方も賛否両論だった。しかし時間が経るといつのまにか馴染んできて違和感が無くなった。建築家が優れていたからなのか、時のなせる業なのだろうか・・・
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