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「パワーズ オブ テン―宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅」
フィリップおよびフィリス・モリソン、チャールズおよびレイ・
イームズ事務所(著)
村上陽一郎・公子(訳)日経サイエンス社
難易度:☆
【推薦者】土居志朗
【書評】スケール(大きさ)の感覚は建築を考える上で大変重要です。副題の「宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅」のとおり、この世界を42枚の図版で極大の宇宙から極小の素粒子まで一気にたどることができます。42という数字は、10のべき数による幾何級数的な進み方で人間が知りうる限りの大きさをたどった場合のステップ数です。つまり、10の25乗メートルの「ちりのような銀河」から10の−16乗メートルの「素粒子」までの42段階のスケールで見た世界が展開します。この数学的な展開を、宇宙の果てからシカゴの公園で陽光を浴びつつうたた寝をしている男の手の皮膚の中の炭素原子へ一直線に進む構成はそれ自体が建築的な感性に満ちています。それは、著者があのイームズ夫妻だからです。図版をたどるだけならば子供でも楽しめます。お子さんと一緒に「大きさの旅」に出掛けてみてはいかがでしょうか。
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「アルド・ロッシ自伝」
アルド・ロッシ(著)三宅理一(翻訳)鹿島出版会
難易度:☆☆☆☆
【推薦者】米田正彦
【書評】原書(翻訳用)のタイトルは「A SCIENTIFIC AUTOBIOGRAPHY」である。
「科学的」または「学としての」自伝という意味は、一般的な表現方法により書かれた自伝ということではなく、作者の創作活動における「環境と時間」において、自らがとらえうる「細やかな事物」を「類推の光に照らして」分析し書き表わした書ということである。そのために「体液停止の感覚(stasis)こそ発展の条件だった。」とロッシは語る。ある象徴性をもつ抽象的形態とその反復を好むアルド・ロッシ。そのデザインスタイルは「無数の模倣」を生み出したが、その著書において創造に関する論理を独自に構築したという点でそれらの模倣物とは一線を画したといえよう。本論の展開に合せ挿入された美しい写真も効果的で重要な役割を果たしている。ロッシの思想に関する比較的新しい本として田中純「都市の詩学」もお薦めの参考文献として紹介しておきたい。
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「人生がときめく片づけの魔法」
近藤麻理恵(著)サンマーク出版
難易度:☆☆
【推薦者】中澤克秀
【書評】片付けについて書いてある本ではあるが、奥が深く、最終的には人生を魅力あるものにする方法として片づけがあると著者は説いている。
ものと真摯に向き合うことは自分自身と向き合うことになり、人生にとって何が大切なものかを教えてくれる。
これは家造りと似ているところがあり、住宅を設計している建築家にも読んでほしい一冊である。
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「六十歳から家を建てる」
天野彰(著・写真)新潮選書
難易度:☆☆☆
【推薦者】杉本由美子
【書評】『団塊の世代』と呼ばれる700万人ちかい大勢の人々が、定年を迎え、会社ではなく家を中心とした、新しい生活をスタートさせています。時間ができた今、これから、どんな生活をしたいかじっくり考えてみませんか?ずっとやりたいと思っていた趣味いっぱいの家、ずっと欲しかった自分がこもれる書斎、お友達がいつも集まる賑やかスペース、猫と一緒の日のあたる縁側、家づくりは楽しいものです。
定年後だからこと、今だからこそ今から家を建ててみませんか。
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「近代建築世界一周」
桜本将樹(著・写真)株式会社ADP/Art Design Publshing
難易度:☆☆
【発行者】久保田啓子
【推薦者】高橋隆博
【書評】建築家/桜本将樹が、自らシャッターを押しながら世界中のモダニズム建築を紹介する。
1年の時をかけ自分の足で旅をしながら世界を一周。写真に収めた建築は1000を超えるものの中から、独特の視点で101の近代建築を抜粋したオールカラー写真集。ただ眺めているだけで、旅情をかきたてます。建築好きの方のみならず、ちいさな子ども達にも絵本のごとく眺めて欲しい一冊です。
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「江戸の陰陽師」
宮元健次(著)人文書院
難易度:☆☆☆
【推薦者】杉本由美子
【書評】空海は、家康・秀忠・家光という徳川三代将軍に仕え、江戸の都市計画における風水によるランドスケープデザインをおこなった高僧です。
この本は、「黒衣の宰相」と呼ばれた空海が、関与したとみられる膨大な数の神社や寺院などの建築群の実態について、江戸のランドスケープの実態について明らかにしようと試みた本です。
江戸幕府滅亡と共に、天海の形成した江戸の天台秘教によるランドスケープデザインは、結界が破られてしまいました。現在の上野公園は、御本坊跡は東京国立博物館へ、根本中堂跡は竹ノ台噴水に、屏風坂下(通称山下という)の子院跡は現在のJR上野駅に、勧学院をはじめ諸々の子院跡は東京芸術大学音楽部・美術学部に、東照宮別当の寒松院・東照宮の大部分の地は恩賜上野動物園に変身しています。
また、東京都美術館は「日長原」という緑地跡あたりに、上野の森美術館・日本芸術院会館は本覚院跡の一部に、東京文化会館は学頭寺の凌雲院跡に、そして凌雲院に続く松原跡に国立西洋美術館、国立科学博物館が夫々建てられています。
ちなみに上野精養軒は子坊「妙教院」の跡地です。天海がおこなった、ランドスケープデザインの面影を探しながら、散策してみるのも感慨深いものです。
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「自分の仕事をつくる」
西村佳哲(著)筑摩書房
難易度:☆☆☆
【推薦者】神田雅子
【書評】著者は私と同世代。現在はプランニング・ディレクターとの肩書きだが、
建築設計分野で働いた経歴を持つ。「仕事をつくる」というタイトルを見て、当初は営業手法の内容かと思ったがとんでもない。
生き方と働き方に何がしかの答えを見出そうと、ものづくりに関わる多くの仕事人を訪ね歩いた記録。不惑をとうに超えたとはいえ、まだまだ自分の立ち位置に迷いは多い。何のために、どのように仕事をするかということについて、インタビューを通して思考する著者の視点と素直な考察に共感できる。自分の今の生き方、仕事の仕方を再確認し、お金儲けが上手くないことに問題は残るが、基本はオーライ!という自信をもらった。
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「建設・土木工事における反社会的勢力排除の基礎知識」
監修:犬塚浩
共著:尾赴B/石田英治/古田雄久/渡邉雅之/田中晶国/江夏康晴
ぎょうせい
難易度:☆☆
【推薦者】杉本由美子
【書評】全国で次々と広がっている『暴力団排除条例』ですが、都内でも、とうとう10月から施行されます。『私の周りにはそのような人はいないし、そういうつきあいもないから・・・施工会社と違って設計事務所にはあんまり関係ない話では・・・』などど、ひとごとのように思っていましたが、これは、すべての業種の事業者に求めらられているもので、うっかりしているといつのまにか巻き込まれてしまうことがあるようです。この本は、『反社会勢力とは何か』『許されない取引とは何か』『どんなペナルティを受けるのか』という点についてQ&A形式で、大変わかりやすく書かれています。うっかり巻き込まれないためにも、東京都暴排条例施行のこの時期に、ぜひお読みいただくことを、お薦めします。
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「 建築家の言葉」
X‐Knowledge HOME special edition(株)エクスナレッジ
難易度:☆☆
【推薦者】中澤克秀
【書評】著名な建築家が語った言葉や姿勢を紹介していることには違いないのですが、他の建築家が名言を選び、解説しているといった方法で、専門家よりも一般の人に、過去の有名建築家の建築や社会に対しての姿勢がどうだったのか、わかりやすくなっています。建築に興味のある一般人に呼んで欲しい本です。
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「 ちいさいおうち」
バージニア・リー・バートン(著)岩波書店
難易度:☆
【推薦者】杉本由美子
【書評】小さい頃、大大大好きで、いつもどこにでも持って歩いていた本です。
最近、本屋で見つけ、とっても懐かしくなってまた読んでみました。
田舎に建っているちいさいおうちが、都会はいいなあいいなあと憧れていたら、周りがどんどん開発されて・・・結局田舎が恋しくなって、もう二度と都会にあこがれたりしませんでした。・・・という話なのですが。
原発の問題もあって、日本では今、エアコンきったり、電車の本数が少なくなったり、照明も減らしたり、自動販売機も減らしたりしています。ちょっと不便は感じていたけど風鈴をさげたり、打ち水をしたりしながら、結構、昔の生活、楽しんでいます。
今の私達と『ちいさなおうち』は、おんなじ。絵本って奥が深いです。。
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「ナノ・スケール 生物の世界」
リチャード・ジョーンズ(著)河出書房新社
難易度:☆☆
【推薦者】高安重一
【書評】リチャード・ジョーンズの「NANO NATURE」の翻訳本です。
写真集と言ってもよく、昆虫や植物を走査型電子顕微鏡で見た、ミクロよりも小さいナノの姿をです。
デザインの原型には自然界の造形を元にしたものが多くありますが、本書では肉眼では見ることのできない昆虫や植物の成り立ちを目の当たりにすることができます。
この写真をみてその昆虫や植物を言い当てることは難しいでしょう。
ここには「有機的」と一言で片付けられない、地形や幾何学、秩序の世界が広がっているのです。
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「家族をつくった家」
芦原太郎(著)インデックス・コミュニケーションズ
難易度:☆
【推薦者】大川宗治
【書評】建築家の芦原太郎さんが、家と共に育ってきた過程を、絵本のタッチで子供にも分かりやすく説明してくれる本です。建築家でお父様の芦原義信さんが最初に作った家は、木造平屋建ての15坪。それから家族の成長と共にどんどん家が変化していく様がリアルに表現されていて、とても面白い。人が家をつくり、そして家に人がつくられる。そして、家は一度建てたら終わりではなく、人と共に成長するものだ。と言っている気がします。大人の方にも是非読んでもらいたい本です。
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「カエルを食べてしまえ!」
ブライアン・トレーシー(著)ダイヤモンド社
難易度:☆☆
【推薦者】杉本由美子
【書評】装丁のカエルがとってもキュートな本です。
『なぜ人はどうでもいいことから先にやってしまうのだろう?』という副題がついている通り、成功者の書いた啓発本です。著者は、カリフォルニアを拠点に活躍するコンサルタント。彼自身、自力で道を拓いた成功者で、著書などは20カ国語に翻訳され、38カ国で親 しまれています。『朝一番に生きたカエルを食べれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる』さあ、みなさん。朝から、気が沈んで仕事が進まない時は、『カエルを食べてしまえ〜!』と叫んで仕事をはじめましょう。
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「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」
竹田恒泰(著)PHP研究所
難易度:☆☆
【推薦者】山本成一郎
【書評】このたびの未曾有の大震災。甚大な被害を受け、原発事故解決の見通しが立たぬ今、私達日本人はいささか自信を失いかけてはいないでしょうか。これから皆で国家を立て直して行くにあたり、この本で我らが祖国の素晴らしさを再認識していただければと思います。 |
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「あおくんときいろちゃん」
レオ・レオーニ(著)藤田圭雄(訳)至光社
難易度:☆
【推薦者】伊藤暁
【書評】絵本作家レオ・レオーニの絵本。二つの丸だけで無限に拡がる世界を描いています。子供向けの絵本ですが、大人でも十分楽しめる一冊。「想像力」を使うことは、何もかも説明されるよりもよっぽど楽しいことだ、ということを思い出させてくれます。 |
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「見る測る建築」
遠藤 勝勧(著)TOTO出版
難易度:☆☆☆
【推薦者】中澤克秀
【書評】菊竹清則建築設計事務所で長い間活躍した著者。
そのメモ書き実測スケッチの凄さは見るものを圧倒させる。
この本はそのスケッチの紹介に留まらず、著者が如何にして実測スケッチを始める事になったのか、そして実測の価値と重要性をインタビュー形式でわかりやすい言葉で話している。著者の建築人生を覗き見るような面白さと、建築に対する情熱の深さを思い知るに当たり、これからの建築を目指す学生たちには特にお勧めの本です。また建築家として活躍されている皆さんにも、若し頃の情熱を奮い立たせるに充分なエネルギーを発している本だと思います。
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「パイレーツ―掠奪海域」
マイケル・クライトン(著)ハヤカワ・ノヴェルズ
難易度:☆
【推薦者】白石健次
【書評】ここ最近、日本でも人気の高い海外作家の訃報が続いています。
アーサー・C・クラーク、ロバート・B・パーカー、J・D・サリンジャー、デッィク・フラ ンシス・・・ そして1年前には大好きなマイケル・クライトンも故人となってしまいました。「ジュラシックパーク」に代表される有名な作家ですが、急逝した故人のPCから発見された曰く付きの遺作である当作品は、稀代のストーリーテラーであるクライトンの魅力満点の冒険活劇(死語?)です。私掠船で、カリブ海のスペインガレオン船の宝を強奪。一気に読破すること請け合いです。是非一読を。
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「コート・ハウス論」
西澤文隆(著)相模書房
難易度:☆☆☆
【推薦者】建築家・近藤弘文
【書評】少し古い本です。入手は古本屋さんかネットで探すことになるでしょう。
それでもこの本はいまだに現代建築にとってさまざまなことを考えさせられる価値があると思います。西澤さんは言わずと知れた坂倉建築研究所の元所長で、幾多の名作を生み出しました。その西澤さんが大学時代から熱望していたというコートハウスの設計についてさまざまな視点から論究されたものを再構成し、この本のために書き下ろしたものと合わせて1冊の本にしています。そこには現代の住宅では難しくなった感のある平屋コートハウスの基本的な事項について論考していて、1970年ころにはすでに西澤さんのなかではいつくもの実作を通しコートハウスの作法は考え尽くされていたと感じます。
その論考の範囲はコートの成り立ちや事例からプライバシーの問題、都市の人口密度の限度とストレスによる現代病の関係を探求する必要性の指摘など広範囲にわたっています。現代社会が抱えるさまざまな問題が一人の建築家によってすでに指摘されていたことを、私たち現代に生きる建築家は重く受け止めなければならないのではないでしょうか。住宅を設計する若い建築家には是非一度お読みいただきたい一冊です。 |
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「伝える力」
池上彰(著)PHPビジネス新書
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】すごくいいアイデアなのに、絶対おもしろい話なのに、なんで相手は理解してくれないんだろう。と思うことの多い方。そんな方に御薦めの本です。
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「怒りの方法」
辛淑玉(著)岩波書店
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】怒りにも作法があるようです。相手の方に体を向け直視し、いつもの声の高さで感情を、簡単な言葉で表現。そして、目標(落とし前)をどこまでにするかを決める。
腹のたつことがあっても面倒をおそれて我慢ばっかりしている私ですがたまには、ちゃんと怒ってみようと思いました。 |
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「哲学概論」
西田幾多郎(著)岩波書店
難易度:☆☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】西田幾太郎先生自身が講義を通じて語られた最も信頼されるべき西田哲学入門書です。読み進めていくと、哲学専門の学生だけでなく、文学部一般の学生、他学部の教授、また三高あたりの若い学生の顔も見られるような講義風景に、自分自身もタイムトリップしてしまったような気がします。難解ではなく、非常に読みやすい本です。
狂気的な暑さの今年の夏、たまには木陰で暑さを忘れて、哲学書などいかがでしょうか。 |
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「木とつきあう智恵」
エルヴィン・トーマ(著)地湧社
難易度:☆☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】 「新月の時期に伐った木は良質で長持ちする」この言い伝えには、最初は、賛否両論ありましたが、研究の結果、オーストラリアの森林局も、方向を180度転換し、「新月の木」かどうかを、木材の証明書に明示するようになったようです。
大変興味深い本です。お勧めします |
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「住まいの解剖図鑑」
増田 奏(著)エクスナレッジ
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】 住宅設計を学んでいる学生のみなさん、住宅の設計実務を始めたば かりの人たち、これから自宅を建てようと考えている方々、いろんな立場の方に向けて書かれた本です。
ごくありふれたモノやカタチにも「ありふれたワケ」があります。
とても読みやすい本です。ぜひ手にとってみてください。 |
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「アルケミスト」
パウロ・コエーリョ(著)角川文庫
難易度:☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】20年以上前に世界的ベストセラーになった作品です。
この童話風の物語は、夢を諦めずにその夢を生きることがいかに大切かを教えてくれます。
子供から大人まですべての人に、ぜひ手にとっていただきたい本です。 |
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「もったいない主義」
小山 薫堂(著)幻冬舎
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・湯浅剛
【書評】映画「おくりびと」の脚本家でもある小山さんが、「もったいない」という観点から、世の中で眠っているモノやコトの価値に目を向け、新しい発想を生み出す事例を紹介しています。幸せとは小さな喜びを重ねていくものであり、そして「幸せの閾値 を下げる」こと。ある意味ワガママ化している現代日本人にとって、とても必要な考え方だなと気づかせてくれます。 |
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「平成 日本らしさ宣言」
小西 敏正(著)講談社
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】最近の、元気のない日本、誇りと美意識を失っている日本を、建築家の著者がバッサバッサと喝破する。日本には長年かけて培ってきた日本流の「相変わらず」の精神がある。
この「相変わらず」の精神で世界の流れを変えていこう。
ちょっと過激な内容ながら、最後にほ『なるほど!』と、日本の将来が楽しみになる貴重な本です。お薦めします。 |
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「建築意匠講義」
香山 壽夫(著)東京大学出版会
難易度:☆☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】専門分野が細分化、断片化される一方で、意匠や設計という総合的 な領域は、主観的で経験的なものとされ、体系だった理論や教育から置き去りに されつつあります。
「建築意匠」という総合的な課題を、著者が東京大学工学部建築学科における 「建築意匠」の講義録をもとに正面から、論じています。
建築を学ぼうとする人だけでなく、すべての人々に、ぜひ手にしていただきたい本で す。 |
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「高木英敏の美しい住まいのあかり− どこ照らしとんねん! −」
高木英敏(著)日経BP社
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】最近の住宅照明にもの申す。ダウンライトだらけの天井を「もぐらたたき」と喝破し、ドアやエアコンを照らしている照明を、「どこ照らしとんねん!」と、つっこむ姿に抱腹絶倒。大笑いしつつも、ちょっとドキッとして、いつのまにか目が真剣に。
安易な建築家照明への警鐘、一度手にとってみることをお薦めしま す。 |
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「ポケット詩集」
田中和雄(編)童話社
難易度:☆☆
【推薦者】安東政朗/アーキヤマデ(株)
【書評】27人の詩人の作品33編からなる詩集です。
中でも印象深いのが茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」です。
特に最後の段落の「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」は、読むたびに意識に突き刺さってくるような気がします。 |
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「建築家なしの建築」
B・ルドルフスキー(著)鹿島出版会
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・杉本由美子
【書評】建築を目指した人なら、若かりしころ誰でも一度は手にしたことが あるのではないでしょうか。この本で紹介されているのは、建築史でも取上げられない太古から の名もなき建築物ばかりです。忙しく慌しい今の時代。そんな時代だからこそ、たまには名もなき 建築に思いを馳せて、自分をリセットして見るのもよいのではないでしょうか。これから建築を目指す学生さ んにもぜひ読んで欲しい一冊です。 |
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「こんな家に住んだ」
こぐれ ひでこ(著)立風書房
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・中村高淑
【書評】ファッションデザイナーを経てイラストレーター、コラムニストとして活躍する筆者が、自身の成長や変化と共にこれまでに住んだ16軒の家について語る。伝統的な民家からパリのアパルトマンまで、イラストや写真、間取り図を交えて紹介されており、ある女性の人生とその時代を過ごしてきた住空間と生活の様子が良くわかる。住宅の変化は人生の変化であり、暮しが変れば住まいも変る。普段、何の気無しに建物を使っている人も多いと思うが、人は毎日多くの時間を建物の中で過ごす。少し視点を変えてみると人生がもっと豊かに過ごせるのでは!? |
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「建てずに死ねるか!建築家住宅」
大島 健二(著)エクスナレッジ
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・中村高淑
【書評】若手建築家の筆者が建築家との家造りに関する事柄を綴った一冊。時には客観的立場からやや皮肉もこめたクールな視点で、時にには自らもブームの渦中に巻き込まれている建築家としての立場から思い入れたっぷりに熱く建築家住宅を斬る、斬る、斬る。
建築家との家造りを考えている人、建築を生業としている人のどちらにも「あるある!」と共感を覚えること間違いなし。 |
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「建築MAP東京」
ギャラリー・間(編)TOTO出版
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・中村高淑
【書評】東京は世界でも屈指の建築名所が集まる街。せっかく日本にいるのだからこれを楽しまない手はない!ちょっと視点をかえれば普段見慣れた街も格段に楽しくなるはず。お金もかからず知的な散歩が楽しめますよ。さぁ、街へ出かけよう! |
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「それでも建てたい家」
宮脇 檀(著)新潮社
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・中村高淑
【書評】建築家の良心とも言われた筆者が住宅設計30年のウンチクを紹介する。時代背景が少々ミスマッチな部分もあるが、家造りの本質は変わらない。住宅の質をあげることに情熱を傾けた筆者ならではの雑感がちりばめられている。近視眼的なノウハウ本などとは違い、専門知識や教養を持ったベテラン建築家生活者としての視点から住宅を考察し本音で語られている。生活者としてのリテラシーを高める読み物としてお勧めできる。 |
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「建築を愛しなさい」
ジオ・ポンティ(著) 美術出版社 (絶版)
難易度:☆☆☆
【推薦者】建築家・加藤將己
【書評】イタリーのタイヤメーカーのピレーリーのミラノの美しい本社ビルを設計したジオ・ポンティーの著作。手元になく読み直すこともできないのですが、その建築に対する熱い想いに学生時代むさぼるように読んだものです。図書館で探してでもお読みになることをお勧めします。 |
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「伽藍が白かった時」
ル・コルビュジェ(著) 岩波書店 (絶版)
難易度:☆☆☆
【推薦者】建築家・加藤將己
【書評】中世伽藍が白かったとき、過ぎ去ったこの時代と現代の大きな類似を示しています。その頃伽藍は白く、思想は明晰で、精神は活気に溢れ、その光景は清らかであったと。建築家として思索家として精神の頽廃を指摘。世界と都市をめぐりアメリカを旅して、その鋭い眼力と洞察力から精神の探索をつづる名著です。 |
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「木に学べ-法隆寺・薬師寺の美」
西岡常一(著) 小学館
難易度:☆☆
【推薦者】建築家・加藤將己
【書評】「木を組むには人の心を組め」と。木のクセは木の育った環境で決まってしまうので「堂棟の木組は寸法で組まずに、木の癖を組め」と、そして「木を知るには土を知れ」と。工具の用法、研ぎ方、諸工人との人間関から棟梁としての心得、口伝道具について語り、「古代の建築物ほど木の生命と自然の命とを考えていますな」と物の本質をわかりやすく話しています。 |
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「折り紙建築
世界の名建築をつくる」
茶谷正洋・木原隆明(著) 彰国社
難易度:☆
【推薦者】建築家・加藤將己
【書評】建築を楽しむ悦びを体感してください。2つに折った折り紙から世界の名建築から富士山までが飛び出し、その姿に感動します。光の当て方により、その姿は表情を変えます。
「建築家online」の建築を楽しむ/折り紙建築ダウンロードでも紹介されています。 |
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「芸術と技術」
L.マンフォード(著)生田 勉訳 岩波書店
難易度:☆☆☆☆
【推薦者】建築家・加藤將己
【書評】芸術の領域のなかで、現代の人間が印刷機械、映画、TVなどがもたらすイメージの氾濫に受け身となり、まったく無気力にこれに反射運動しないでアマチュアとしてでも能動的にものを創りだすことによって人間性をとりもどさねばならないと説く----訳者のあとがきより |
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