08.7.10
メンテナンス部会ホームページURL:
http://www.jia-kanto.org/mente/
■メンテナンス部会の活動
● 既存建物の維持修繕・改修と再生の社会的普及
メンテナンス部会は、既存建物の調査診断、修繕改修計画設計、工事監理、長期修繕計画などの業務に主体的に関わり実践している建築家の集団です。
● 市民のためのメンテナンスセミナー
毎年、「建築家の日」(アーキテクツガーデン)の行事で、一般市民、マンションの区分所有者や管理組合に向けた公開セミナーを開催し、メンテナンスの重要性を社会に訴えています。
● マンション管理センター診断等連携事業グループ
マンション管理組合への様々な支援事業を展開している(財)マンション管理センターが、マンション診断等を行うグループを必要に応じて管理組合に紹介する連携案内事業を2001年4月からスタートしました。メンテナンス部会は連携グループに登録しています。
● 世田谷区マンション相談
(財)世田谷区都市整備公社では原則として毎月2回月曜日に、マンションの維持管理や修繕に関する相談をまちづくりセンター(三軒茶屋)で受け付けています。相談員としてメンテナンス部会が派遣されています。
● ボランティア
1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、集合住宅の被災調査、応急危険度判定、被災したマンションの復旧相談など、組織的な活動を災害現場で展開しました。
『他団体との協力・連携』
●マンションリフォーム技術協会への参加
設計者の総合企画力、専門工事会社の技術力、材料メーカーの開発力を結集し、議論を重ねて理念を共有化そして実践していくための研究・情報交換の場です。先端的な改修技術のセミナーを通して、改修工事のレベルアップに努めているマンションリフォーム技術協会にメンテナンス部会員の多くが参加しています。
●その他、マンションリフォームに関わる多くの団体へ、メンテナンス部会員が講師派遣、委員派遣など協力・連携をおこなっています。
・ (社)東京建築士会/建築士のためのマンション大規模修繕計画講師
・ (財)マンション管理センター/修繕計画等検討委員会/情報調査委員会
・ 住宅リフォーム推進協議会/専門委員会
・ 雇用・能力開発機構高度職業能力開発促進センター/非常勤講師
・ (財)東京都防災・建築まちづくりセンター/東京都分譲マンション建替え・改修アドバイザー
・ 他多数
『住宅再生分科会の活動』
この分科会は住宅の修繕と改修、再生行為を実践した事例の情報交換と研究の場として1997年4月より発足しました。この会は、住宅の修繕と改修、再生を実践する建築家なら誰でも参加自由とし、現在は50余名のJIA会員と非会員で原則第一水曜日に月一回の会合を行っています。
既存建物のリフォーム設計は新築と違って、既存の建物を理解し、それ以上の内容を向上させていくために総合的な構想力や判断力が必要で、新築の設計よりも豊富な経験と技術力が必要とされます。
この会では、
(1) 住宅の修繕と改修、再生行為を実践した事例の情報交換と研究
(2) 既存戸建住宅の修繕と改修、再生の技術的・諸問題の研究
(3) 既存戸建住宅の修繕と改修、再生の普及
などをかかげ、「いつまでも住み続けられる住まいに」をテーマに世の中との交わりをこれからも深めていきたいと考えています。
『私たちは建築家』
集合住宅のメンテナンスやリニューアルに積極的に取り組んでいた建築家が、日本建築家協会の技術部会に集い、1987年(昭和62年)にメンテナンス分科会が誕生します。第二次世界大戦後、大量の住宅供給を担った集合住宅群が、修繕の時期を迎えたものの、維持管理に関する技術は確立されていませんでした。それまでは、修繕の依頼を受けた建築家が個々に試行錯誤を重ねていましたが、その経験によって蓄積された技術を相互に共有しあい、さらに切磋琢磨し、居住者、管理組合、そして社会に貢献する大きな目標が掲げられました。1993年(平成5年)メンテナンス分科会はメンテナンス部会となり、その後、関連会として住宅再生分科会を発足させ、活動の巾を拡げるとともに、内容をより充実させて現在に至っています。
『公正中立な立場』
建築家は、依頼者や社会に対して、個人の利益を離れた専門家としての助言を行う責任があります。依頼者の正当な権利を守り、建築家の社会的正当性を貫くために、施工・生産・流通の機構から独立して、公正で中立な第三者の立場を保持します。客観的に建物を診断し評価する、劣化の状態に合わせた修繕方法を提案する、長期的な視野に立って改善項目を提言する、発注内容通りの施
工がなされているか工事を監理する。これらの一連の作業は建築家の公正中立な立場で初めて実現します。材料メーカー、工事会社、管理会社の立場とは一線を画するものです。

『建築家相互の連携』
日本ではこれまでスクラップアンドビルドを繰り返してきたため、修繕のできる建築家が極わずかしかいません。集合住宅の修繕工事の多くが工事会社や管理会社と管理組合とで直接に進められ、トラブルが起きたときに公正なジャッジメントを受けられないままとなっています。若手建築家をサポートし、修繕のスペシャリストを育成し、建築家相互の修繕の技術を常に向上させていくことが命題となっています。メンテナンス部会では、月例の会合と勉強会、集合住宅のメンテナンスやリニューアルに関する出版活動、市民に向けたメンテナンスセミナーの開催などを通して、建築家相互の連携を図るとともに、建築家としての研鑽を常に重ねています。
『メンテナンス部会出版物紹介』
「新・マンション百科」築家によるトータルメンテナンス 2200円+税

●マンションメンテナンス入門書の決定版
「すまいのリフォーム実例集」2400円+税

●建築の専門家の立場から、戸建住宅のリフォーム計画について考察し、実施した実例を多数紹介しています。
「集合住宅改修工事実践仕様書・同解説」2000円+税

● 専門家向けの改修工事テクニックが満載
「マンション設備の改修」解説と改修事例 2000円+税

●マンション設備の改修に特化した初めての集大成
『今年度のセミナー予定』
市民のためのJIAメンテナンス部会・住宅金融公庫共催メンテナンスセミナー
毎年、「建築家の日」(アーキテクツガーデン)の行事で、一般市民、マンションの区分所有者や管理組合に向けた公開セミナーを開催し、メンテナンスの重要性を社会に訴えています。
CPD 3.5単位
アーキテクツ・ガーデン2008建築祭参加セミナー
マンション改修セミナー
これからの大規模修繕「耐震・省エネ」にむけて
昨今の地震多発により、地震対策はより重要なテーマになっています。また省エネルギー対策についても同様です。
マンションの大規模修繕工事においても、この問題は避けて通れない社会状況です。
今回のセミナーは、これらをふまえ、マンション再生にむけての事例のなかで、設備の改修に伴い耐震を含めた総合的改修事例、今まで結露等で悩まされていた建物を外断熱工事を機に省エネと室内が環境改善された例、簡易耐震診断・精密診断・耐震改修設計・耐震補強へと、その手法、問題点等総合的に解説、紹介いたします。
はじめに
「設備の耐震を含めた総合的改修」
「省エネ対策としての外断熱改修」
「簡易耐震診断から耐震補強への手法」
「住宅金融支援機構融資を利用した改修事例」
質疑応答
■『第2回目の大規模修繕工事・現場見学会』
日 時: 2008年11月1日(土) 13:30〜16:30pm
会 場: (独)住宅金融支援機構本店1階
「すまい・るホール」
東京都文京区後楽1-4-10
JR総武線「水道橋」駅下車徒歩3分
定 員: 295名
参加料: 無料 テキスト代実費
「マンション再生マニュアル」2,400円
「マンション設備改修の手引き」2,900円
「マンション改装読本」3,000円
3冊購入の方 5,000円




