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BIMの勉強会「BIMの目的と建築の高度化について」意見交換

16.7.22

建築交流部会
BIMの目的と建築の高度化について 日本設計 岩村雅人氏
日時:2016年5月23日(月)
場所:JIA館・建築家倶楽部

講演:株式会社日本設計
3Dデジタルソリューション室長 岩村雅人
3Dデジタルソリューション室  圓谷彩永子(ツムラヤサエコ)

講演の内容と質疑応答は、下記より動画にてご覧いただけます。
https://youtu.be/drrH9GItyQY

■思っていた以上に大手事務所でも普及してないのですね。
200分の1くらいの図面とパース画(ムービー)で進めるようで、これ以上の精度(100分の1、50分の1、30分の1、20分の1)は、別作業で、2Dで進めるとのこと、少し驚きでした。情報の方の理解が深まりました。集計が同時に進むのはいいですね。
意思決定が速いとのことでしたが、準備作業も含めると、・・・。
あらあらでいろいろ示せるのはすごいですね。大あらでは太刀打ちできないかもです。
(私が手書きスケッチで進めれば、あっという間?(笑)ですが、とも思いました。)

■BIMと発注方式の整合性を取らないと無駄な労力となるので、日本の設計事務所では基本設計レベルで三次元プレゼンに特化しているのです。
日本の発注方式はBIMにはそぐわないのです。日本には見積書に存在しない施工図なるものがあります。
海外では設計側がデザインから施工まですべての図面を段階的に契約してやるところが多いです。建設許可は施工図の提出がないと下りないところもあります。
設計審査、現場検査も第三者立ち合いが必要となっています。

■大手事務所で普及していない、というよりも、たぶん費用対効果を考えて、やみくもにやっていない、というのが本当の状況と捉えています。
やればできる仕組みはあるけれども、目的をつぶさに精査すると、やる必然性の部分は、まだ限られているのではないかと言うことですか。
(魔法でもあるまいし、そううまい話ばかりではない、ということですね)

●イベント後の雑談からですが、シンガポールあたりでは都市デザインにもBIMが普及しているとのこと、興味深いことでした。

●都市デザインへの展開、についても、日本、東京のように古くからの業態、まちづくりのウエットな観点から、すぐに運用がうまくいくとは思えませんが、徐々に普及方向には向かうということでしょうか。

★BIMで行くと設計と施工発注の境目が不明確になりそうですね。
今後は、ますますデザインビルドに追われることともなりそうです。
全くいろいろ複雑化していますね。

★生産側の川上参画が促され、デザインビルドの促進方向にも向かいますね。設計業界としては、自分の首を絞める事にも・・・

▲話は飛びますが、道路上建築については、小泉さんの時に各種法改正をして、かなり動き易くなっているとのことです。現在東京オリンピックまでにということで、都の特定道路整備が進められておりますが、立体都市とまでいかなくとも、道路上に中高層の従前者住宅の様な事(1階で通行自由)をBIM活用などで可変的にすすめるべきと感じます。
http://www.uraja.or.jp/town/system/2005/doc/rittai2005.11.pdf

▲道路上空使用の可能性は、高度な判断で、よりフレキシブルに展開できればと思います。まちづくりに対していろいろな可能性を広げますね。

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