例年になく遅い梅雨開けの夏の1日、日中30℃を越す暑さの中、32名の参加での見学会となりました。
午前中はJIA環境建築賞他多数の賞を受賞しました「大東文化大学板橋キャンパス」を見学しました。キャンパス整備計画の基本理念「環境共生キャンパス」を反映した計画で、27項目もの省エネルギー対策手法を導入した校舎(3号館)・中央棟&図書館)・体育館が、計画の特徴ともなっているスパインにて連絡されています。外断熱・木製サッシの開発・クールチューブを利用した外気導入型空調など緻密なシュミレーションにより経済効果の裏づけを確認しながら実現した裏には、統括した設計者の統率力と信念を強く感じました。暑い中で、自然換気による小さなエネルギーを集めて利用する設計を体験出来ました。
正午過ぎ、次の見学地「川越」にバスで移動しました。アーバントリップ見学会では初めての試みですが、継承された古い町並みを保存活用しているまちづくりを見学しようとするものです。先ずは、国登録有形文化財に指定されているレストラン「太陽軒」にて、昼食を食べながら見学。改修の経緯とコンセプトを説明いただきました。引き続き、川越の歴史とまちづくりの歴史と実際の活動に付いて説明いただきました。
その後、街に出て保存活用されている蔵や大正時代の建物、今後保存活用される酒蔵の跡地等を見学してまわりました。
保存・活用の為に要所を買い取り活用を考えている川越市とその保存活動に精力的に活動参加しているNPO法人の「川越蔵の会」の皆さんほか、産官学が良い関係で保存活用が行なわれている印象を受けました。
暑い中、盛り沢山の見学で説明時間が短くなってしまったところが有りましたが、建築家が今後かかわりを強くして行くべきサスティナブルと言う課題に、良い体験となったのではと思います。 |