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教育委員会
  第3回「建築家のメモ展」
メモ展に期待するもの
教育委員会委員 上田耕二

 「緑豊かなまちと建築」と言うテーマのもとに、昨年行われた「銀座建築祭」のイベントの一環として、関係の皆様のご協力を得て、第3回の「メモ展」を無事開催することが出来ました。改めて御礼申し上げます。  
CG・模型展と同じ会場で、表現ツールの「メモ」の位置付けがそれなりに理解されたのではないかと思われます。
 今年は応募者数16名、出展数19点と昨年に比べ若干少なくなっていますが、来場者にゆっくりとメモの内容を読み取ってもらうには、丁度良い数になっていたようです。

自由なテーマ・自由なスタイル
「メモ展」の位置付けについては、昨年の活動報告の中で田中副委員長がまとめているように、教育委員会の目的の一つである、建築家の活動を広く一般の方に理解していただくための催しであると同時に、CADが一般化したなかで、創造的行為の方法論を考える機会にもなってもらえればという思いもあります。
そのような目的を実現するために、教育委員会での議論では、「建築祭」と連動して「緑」・「まちづくり」など、テーマを絞り方向性を出した企画も検討されましたが、より広く参加していただくと同時に、より広く理解していただくために、特にテーマは決めず自由な思いのもとに参加していただくことにしました。
また、スタイルについても、例年通りA3パネルと言う条件以外は特に定めず、参加される建築家の個性を十分発揮していただくこととしました。
その結果出展された「メモ」は、構想をまとめるためのスケッチや設計スタッフへの指示書から、現場との連絡に使ったメモまでテーマも表現方法も、それぞれ建築家の個性が現れたものとなり、来場者にも建築家の様々な側面を見ていただけるものになったのではないかと思われます。

「メモ展」の今後の方向性
 会場での出展者を囲む座談会では、今後の「メモ展に期待するもの」と言うテーマで意見交換が行われました。
出展数については、委員会を中心に周知活動を行い、「メモ」を記録として残す意識を建築家に持ってもらい、「メモ」の「裾野」を広げ、幅広く出展を募ることが、話し合われました。
また、アーキテクツガーデンに留まらず、「ストリートギャラリー」、学校での巡回展、金融機関の窓口ロビーなど、一般の人の目に触れる場所での開催も今後考えていく必要もあると思われます。
テーマについても、街づくりなどに対する提案型のメモ展とか、テーマを上げてシリーズとして展開する可能性など、今後の課題が話題となりました。
今後も教育委員会の活動の一環として、「メモ展」の展開を模索していきたいと考えていますので、会員の皆様にも是非積極的なご協力・ご参加をお願いいたします。




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