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2002年10月に「街の今昔、そして未来」のテーマのもと開催されましたアーキテクツガーデンのイベントの一環として、前年度に引き続き第4回「建築家のメモ展」を開催いたしました。今回も、関係各位のご協力を得て無事催行することができました。厚く御礼申し上げます。
「メモ展」は、10月24日(木)〜10月29日(火)の6日間にわたって、銀座TEPCO館6階で開催されました。また、建築家のメモをテーマに語り合うレビュー会が展示会場にて10月27日(日)に行われました。
「メモ展」について
今回の「建築家のメモ展」の目的・コンセプトは従来のメモ展と変わるものではなく、特にテーマは設定しませんでした。ただし、今回は"ひとつの設計の各段階で作られるいろいろなメモの連作"を歓迎する旨の呼びかけを行いました。その結果、16名の応募者から26点の出展作品が集まりました。
展示期間中の来場者は、記帳または名刺を頂いた方は69名でしたが、一般の方などそうでない方も多く、その倍以上の方にご来場頂けたと考えています。これは予想以上の来場者数で、同じフロアーで開催されたアーキテクツガーデン関連の他のイベントやTEPCOの常設展示に来られた方がお寄りになったことによるものと思われます。
"一般の人に建築家のツールとしてのメモと実務のプロセスを広く紹介する"という目的に沿う結果となりました。
「レビュー会」について
レビュー会は10名程度が参加して行われました。亀井委員長の趣旨説明のあと、各出展者から自作品の紹介や設計手法・メモの位置づけについての説明が行われました。そのあと各出席者が意見を述べ合い、活発なフリーディスカッションが行われました。
ディスカッションでは、メモ・スケッチとCADと模型の役割の違い、CADによるスケッチの使い方などについて活発に意見が交わされました。中でも、"CADスケッチはディテールや階段の検討に向いている"、"設計のスタート時期は手書きメモの方がよい"、"手書きメモはCADと違って、試行錯誤のたくさんの線が残るのがよい"、"住宅設計の場合、施主の意見を整理するツールとしてスケッチも成果品と捉えることができる"といった意見が印象に残りました。
今後もアーキテクツガーデンに合わせて「建築家のメモ展」を開催する予定です。その際は、作品の応募とメモ展への来場、レビュー会への参加について積極的なご協力をお願いいたします。
〈日建設計監理部〉
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