2007年度の関東甲信越支部の活動の様子を具体的に、会員の顔が見えるように纏めるのがアニュルア号の主旨です。委員会、地域全、部会の活動はそれぞれに発表されるので、ここでは支部執行部の活動を中心に報告します。
20 周年記念大会・盛会に開催
今年度上半期の支部活動の過半を占めたのが20 周年記念大会の開催でした。様々に報告されている通り、大会は無事、盛会のうちに終えることができました。大会をリードし支えてきた実行委員会の努力が報われました。財務部会の東條隆郎 副支部長、森暢郎 幹事長、学術プログラム部会の中山信二 幹事、西勝郁郎 副支部長、運営部会の野生司義光 副支部長、 上浪寛 常任幹事、広報部会の森岡茂夫 副幹事長、他ここで全員の名は上げられませんが、実行委員の皆様にこの場を借りて改めて感謝いたします。
大会では今年度支部活動方針に掲げた「環境と職能を考え、それを市民にアピールする」ことができました。またこのように大きな大会が構築できたことは、「活動の活性化を図りJIAの 魅力とブランドを―層 高める」ことを具体的に行なったと言えます。さらに活動方針には「建築文化発展のために会員自らが活動に参加すること」とも書きましたが、大会で―つのプ ログラムを実施するためにどれだけの知恵と時間を出し合ったか、数多くのプログラムに 多くの会員の参加があって、その活動の総体は計り知れません。建築家大会は常日頃、我々が取り組んでいる課題を集約して会員相互に意識を高め、さらなる活動へと飛躍の機会とするものであり、それを社会に強くアピールする場となりました。
建築家の職能問題・登録建築家展
「職能問題を明確にして、解決に向けて―歩ずつ前進を図ること」を今年度活動方針の一つに上げました。記念大会の期間中に 、丸の内行幸ギャラリーという絶好の場所が確保できたので、登録建築家展を企画しました。本部の建築家資格制度委員会との協同を働きかけ、2008年度の制度のオープン化を視野に、資格と職能を社会にアピールする絶好の機会と捉えたのです。結的果には支部の実行委員会の大会事業単独での実施となりました。大変だった出展者募集も何とか確保し、展示デザインを プロに依頼し、展示会は成功だったとの評価を受けましたが、実行委員、特に担当の上垣内伸一さんには大変な労力をおかけしました。
本部の今年度活動方針「登録建築家制度の更なる前進」は大きく遅延しています。3年間の試行の総括と制度整備が遅れ、オープン化はさらに1年は先の予定となっています。試行は終えたものの登録建築制度の社会的置位づけが前進せず、明確にならない状態を危惧しますが、本部、委員会に訴えかけながら、支部として出来る限り今回の登録建築家展などの対外アピールを続けて行きたいと思います。
支部財政・事務局体制
今年度導入した支部活動支援金は約85%の支部会員からの入金があり、2007年度の決算は、退職預金の積立てができて、黒字の決算予測です。JIAの全国10の支部は、規模、組織のありよう、活動内容など大きく異なります。本部定款改訂委員がJIAの会費を見直しているところですが、当支部は今年度の活動支援金額相当の6000 円/1人の、計1,500 万円のプラス収入があれば、これまでの支部活動をすべて継続できる見込みです。委員会費、地域会費にはもっと予算をつけて欲しいとの声が多く、出来ればそれに応えたいと思っています。
支部事務局は、事務局長の菊地良一さん、清宮美津子さん、馬場梢さんの三名で構成、本部と―体で外苑前のJIA館に所在します。本部とは人件費、事務費、施設費(部屋代) など明確に分けて負担しあっています。事務局は業務・活動支援に大変良く対応していますが、関東甲信越支部は活動全体のボリュームが大きく、事務局と各委員会の会員が負担を背負っています。なお、支部全体の経理を担当している清宮さんほ今年4月 (2008年度) に定年を迎えます。
9県の地域会、東京地域会・交流促進
従来からの9県の地域会、東京の地域会が活発に活動しています。東京地域連携会議が今年度新たに設けられ、東京の様々な活動を共有し、また問題の議論・理解を深めています。相田武文さんを議長に会議は軌道に乗りました。支部の公式会議、地域サミットが年3回開催され、全地域の代表が一堂に会して、本部、支部からの報告、各地域の活動報告、重要事項の協議、意見交換を行なっています。目黒地域会が今年の総会で設立を目指していますが、それで関東甲信越支部全域が地域会でカバーされます。会員の皆様は是非地元の地域会に所属して、地域に根ざした活動に参加してください。支部の建築祭 「アーキテクツ ・ガーデン」を毎年東京で開催、保存問題大会は―都九県で会場を持ち回り、今年2月に第17回の新潟大会を新発田市で開催しました。その他建築相談委員会、住宅部会などが特に、地域を越えて広域に活動を展開しています。今後このような支部内の交流、連携を大いに推進して、明るく活発な関東甲信越支部にできればと思っています。 |