Learning from 谷中 〜 使い続ける工夫・住み続ける努力 〜

開催日:2013.07.27

見学コース:台東区谷中 界隈

参加者数:12名(含 一般市民)

概要:
地域にある以前から親しまれていた建物が、地域の方の思いとは違ったチカラの中で余儀なく変容してしまう悲しさはご理解いただけると思います。
建築は消費するものではなく、地域の方たちとその建築を通して時間を共有するものであるとの考えから、地域の中で建築を捉え、街を考えていこうと思います。
谷中は震災と戦災を免れた数少ない地域の一つで、大正や昭和初期の面影を残す一方で、芸大などの学生達による活気あるまちです。その谷中が、谷中である背景には、谷中を支える活動を続けられている地域の方たちの存在なくしてはあり得ません。特に、地域のコミュニティを大切にして、地域のネットワークを構築していった「たいとう歴史都市研究会」の活動には、彼らの先見性や行動力だけでなく、自身の地域での活動を顧みる際の多くの範があります。
今回のまち歩きは、「たいとう歴史都市研究会」の方々に同行して解説して頂きながら、保全活用や支援活動の歴史を通しての谷中の魅力を体験するまち歩きです。(案内文より)

(鈴木 和貴)